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西郊良光理事長

平成21年(2009年)6月6日5面

日韓仏教NGO連帯強化   日韓仏教交流協議会・西郊良光理事長に聞く
   韓国・曹渓宗神勒寺で先月開かれた第三十回「韓日・日韓仏教文化交流神勒寺大会」は、同寺境内で日本の植民地支配を反省・懺悔し、明るい未来を志向する「人類和合共生祈願碑」を除幕するなど大きな成果を残した。建碑は日韓仏教交流協議会の宮林昭彦会長が提唱、両国の仏教徒が共同で事業を進めた。同協議会の西郊良光理事長に、大会の意義や今後の日韓交流の方針を聞いた。(聞き手=佐藤孝雄)


■節目の大会で祈願碑が建った意義は。
「歴史的事実に対する反省を踏まえ、お互いに理解し合いながら共生していこうとの趣旨だ。これで日韓仏教のきずながますます強固になった。これからもっといろいろな方が仲間に入り、盛り上がるだろう。碑には日韓交流の先人を供養する意味も込められている。三十余年がたち、功労者の名前を刻んだ碑ができたのは大変ありがたい」
■碑文に「反省と懺悔」の言葉を盛り込むことに、内部で異論は?
「実はあった。しかし、二〇〇五年の第二十六回大会で宮林会長が過去への懺悔を明言している。それ以来、両国は打ち解け、胸襟を開いてやってきた。以前は少しよそよそしい感じが一部にあったものだが」
 
■碑文は後世まで残る。仏教界ではこれで歴史を清算したと?
「そうだ。お互いに和解している。今回、(旧日本軍慰安婦の女性たちが暮らす)『ナヌムの家』を訪ね、『あなた方を恨んでいない。戦争を恨んでいる』というお言葉を頂戴した。握手した九十歳すぎの方は日本語で『ありがとう』と。感激した。大会の成果をもとに未来志向で共同の行動を起こしていきたい」
■具体的には。
「日韓で仏教系のNGOがいろいろな活動をしている。そういうNGOの連合をつくりたい。東南アジアなどで貧困層に対する支援やエイズ、環境問題に取り組めれば。お互いに活動しているのにネットワークがなく、もったいない。協議会が橋渡しできると思う」

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このページの最終更新日 2009年6月18日