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「Net縁」を立ち上げ   入寺希望者や結婚相手を紹介

2007年10月6日

後継者不足に悩む寺院に光明が――。宗祖親鸞聖人750回大遠忌の宗門長期振興計画で寺院活性化に取り組む浄土真宗本願寺派(不二川公勝総長)が、寺院後継者問題に悩む寺院に入寺希望者や養子などを紹介する「Net縁(ネットえにし)」を立ち上げ、来月には全寺院にこのプランの概要を示したパンフレットを送付する。

寺院後継者問題は過疎地寺院などを中心に深刻化しており、宗務所の寺院庶務部には毎月、最低一件は「入寺希望者を紹介してほしい」「嫁や養子を探しているがなかなか見つからない」などの相談が寄せられている。

今回発足する「Net縁」は、こうした後継者問題に宗派として一元的に対応するための窓口となるもの。

後継者問題に悩む寺院と寺院への入寺を希望する僧侶(得度予定者も含む)の縁を取り持つ「入寺コース」と、婿養子や嫁を求める寺院関係者に結婚相手を紹介する「結婚コース」の二コースがある。

両コースとも期間一年間の会員制(入会金・会費は不要)で、会員希望者は所属寺院住職の推薦印が必要。

「入寺コース」の会員資格は「住職不在の寺院」「住職後継者が不在の寺院」「住職後継者の不在が懸念される寺院」や「住職として入寺を希望する僧侶」。「結婚コース」の会員資格は「寺院側で配偶者を迎えたい男性及び女性」「配偶者として入寺したい男性及び女性」。

「Net縁」の事務局が、個人情報保護に留意しつつ、入寺者を迎えたい寺院と入寺希望者、そして結婚相手を求めている寺院関係者と、寺院関係者との結婚を希望する人、それぞれの情報をまとめた閲覧ファイルを用意し、会員らはこのファイルから自らの条件に合った寺院や相手を選ぶ。

事務局で初回面接が行なわれ、条件が合致すれば「入寺コース」は一年間にわたり相手の寺院で法務などを体験し、双方が合意に達すれば入寺の運びとなり、入寺決定を事務局へ報告する。

「結婚コース」は、初回面接の後、三ヵ月間に三回の面接を重ね、結婚を前提として交際を始めるかどうかを判断し、交際開始を決定した場合には「Net縁」を退会して事務局に報告する。


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このページの最終更新日 2007年10月05日