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大本(出口紅教主、本部=京都府綾部市・亀岡市)が特定非営利活動法人(NPO法人)の設立を進めている。外郭団体・人類愛善会の海外部門をNPO法人化するもので、このほど認証を受けた「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」に続き、来年一月には「人類愛善会インターナショナル」が設立される予定だ。いずれも法人化により、社会貢献や平和推進活動を海外で円滑に進めていく狙いがある。
大本では児童・教育支援や災害救援、環境保全、平和促進など海外での諸活動は、これまで人類愛善会を窓口として進めてきた。現在、インド、スリランカ、ネパールなどには同会の海外分会が置かれている。
こうした海外活動を展開する上で、任意団体のままでは官公庁での手続きや財政運営の面などで種々の制約がある。このため教団では、活動の円滑化と充実を期して、人類愛善会の海外部門をNPO法人化することを決めた。
"第一号"のNPO法人として、人類愛善会総裁の出口教主の発意のもと「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」が設立され、九月十二日に設立登記が完了した。
出口王仁三郎大本聖師が提唱した「人類愛善・万教同根」の理念に基づいて世界平和の構築を目指す団体として、今後、中東和平の実現に向けた調査・研究、中東地域との文化・芸術交流などを進めていく。
一方「人類愛善会インターナショナル」は、人類愛善会モンゴルセンターや海外分会を統轄しながら、アジアを中心に教育・医療・農業支援などを展開していく。
十月一日に設立の認証申請が京都府に受理された。現在、書類の縦覧期間中で、来年一月ごろに認証結果が通知される見込み。理事長には稲垣裕彦人類愛善会副会長が就くことになっている。