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憲法九条を守り、伝え、輝かす   お題目九条の会

2009年7月11日

日蓮宗の教師を中心に「お題目九条の会」が結成された。法華経に説かれる常不軽菩薩は非暴力・非戦の誓いを実現した仏教徒の規範であるとの思いから、憲法第九条の精神を尊重する活動を行なっていく。九月には青森から東京の日蓮宗大本山池上本門寺まで唱題行脚し、憲法九条の保持と平和を訴える。宗派の枠を超えて浄土真宗系の九条の会との協力も図り、憲法九条を生かす活動をしていく。

日蓮宗では「立正平和運動」など宗門として平和活動を推進してきた歴史があり、現在も各地の教師が個別に平和活動に取り組んでいる。自衛隊の海外派遣が実行され、憲法改正論議が高まりを見せる中、九条を守り輝かすために法華系の仏教者が力を合わせて行動を起こすべきとの機運が盛り上がっていた。

立正平和の会理事長の河崎俊栄本延寺住職(石川県七尾市)、三好達治記念館館長の三好龍孝本澄寺住職(大阪府高槻市)ら十人が呼び掛け人となって、釈尊の降誕に合わせ四月八日をもって発足した。塚本是順弘経寺住職(千葉県横芝光町)が会長に就任し、伊藤義貫氏(NPO法人シンプルライフ普及センター役員)が幹事、石黒友大昭蓮寺修徒が事務局長を務める。

設立趣旨で「法華経に説かれる常不軽菩薩は、非暴力・不戦の誓いを実現した仏教徒の規範です。すべての人を敬い礼拝したその行を日蓮聖人は、『南無妙法蓮華経』のお題目を唱えることと同じであると教示しています」と法華経信奉者として平和希求の大切さをうたう。そして「今、憲法九条が変えられようとしています。日本が『戦争をする国』になろうとしているのです」と危機感を表明。常不軽菩薩の行軌を継承し、仏祖の悲願を成就するため「共に大地から湧出し、九条を守り、九条を伝え、九条を輝かす、菩薩の道に邁進いたしましょう」と呼び掛けている。宗派を問わず賛同人を募集しており、すでに日蓮宗に限らず僧俗約十人が賛同人に加わった。

初めての広域的アピール活動として、九月から一ヵ月半かけて青森から東京まで歩く「命の行進」とともに唱題行脚する。九月一日に六ヶ所村の核再処理施設を出発し、岩手、秋田、山形、宮城、福島、栃木、埼玉の各県を一日二十〜三十キロのペースで歩き、十月十二日に東京に入り夢の島の第五福竜丸展示館を目指す。最終日の夕方にはお会式で賑わう大本山池上本門寺に移動して平和を訴える。

問い合わせは同会事務局(昭蓮寺)=電話〇五八七(二二)七六七四=へ。


7月11日のニュース

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このページの最終更新日 2009年07月10日