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今年も豪快「辻回し」山鉾巡行に13万人   祇園祭

2009年7月23日

山鉾巡行の見どころの一つ「辻回し」(函谷鉾)
山鉾巡行の見どころの一つ「辻回し」(函谷鉾)

京都の夏を代表する八坂神社(森壽雄宮司)の祭礼「祇園祭」のハイライトの山鉾巡行が十七日、行なわれた。絢爛(けんらん)な懸装品で飾られ「動く美術館」と称される三十二基の山や鉾が「コンチキチン」の祇園囃子の音色とともに都大路を練り歩いた。今年は雨のぱらつくあいにくの空模様だったが、山鉾が巡行する沿道には多くの観光客が詰め掛けた。今年の人出は十三万人。(京都府警発表)

山鉾巡行の見どころの一つが、重さ約十二トンにも上る巨大な鉾を人力で方向転換させる豪快な「辻回し」。車輪の下に細い青竹を敷き詰め、その上を滑らせて鉾の方向を変える。「綱方」と呼ばれる人たちが綱を引っ張って長刀鉾や函谷鉾などの大きな鉾の向きを変えると、沿道の観衆から拍手と歓声がわき上がった。山鉾巡行の後、夕方からは神幸祭が執り行なわれた。八坂神社の石段下に集まった三基の神輿が都大路を練り歩いた。

祇園祭は平安時代に疫病が流行した時に、神泉苑に六十六本の鉾を立て、神輿を送って災厄の除去を祈願した祇園御霊会に由来する。

今年は新型インフルエンザの流行で、京都の観光が大きな影響を受けた。「山鉾町や神輿担ぎの方たちからは『自分たちの手で病気を退散させるんだ』といった言葉を聞く」と森宮司。祭礼に参加している町衆たちの思い入れの熱さは例年以上のものがあるという。

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このページの最終更新日 2009年07月23日