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長崎原爆忌に宗教者誓う   宗教懇が前夜に慰霊祭

2009年8月18日

新宗連長崎県協議会青年会による平和の灯の献灯
新宗連長崎県協議会青年会による平和の灯の献灯

被爆六十四年目の長崎原爆忌を迎え、被爆地長崎市には国内外から多くの宗教者が集まり、九日の平和式典などに参列し、慰霊と平和への祈りを捧げた。このうち「原爆投下の日」の前夜となる八日夕には長崎県宗教者懇話会(会長=野下千年カトリック中町教会主任司祭)が主催する第三十七回原爆殉難者慰霊祭が執り行なわれた。各地から参集した諸宗教合同で慰霊祭を営み、原爆殉難者を慰霊、追悼し、核兵器廃絶と世界恒久平和実現を祈った。

慰霊祭は、午後七時から長崎市松山町の爆心地(落下中心地)公園で営まれた。原爆落下中心碑の周囲には灯明が敷き詰められ、幻想的な雰囲気の中、天理教長崎教区雅楽部の演奏と、長崎カトリック合唱団、ルンビニーコーラス、PLコーラスの歌声が流れた。

まず、松尾法道黄檗宗興福寺住職が原爆落下中心碑に献水、「お清めの儀」として諏訪神社神職が修祓を奉仕。立正佼成会など新宗連長崎県協議会青年会の会員ら約百人が、六十四年前の惨状を思い起こし、平和への誓いを込めたナレーションとともに「平和の灯」を献灯した。

「慰霊のことば」を次の四人が述べた。長崎県宗教者懇話会を代表してPL教団の緇荘(くろそう)悌嗣長崎ブロック指導部長▽カトリック教皇庁諸宗教対話評議会議長のジャン=ルイ・トーラン枢機卿▽世界連邦日本宗教委員会の田中恆清会長(神社本庁副総長)▽WCRP日本委員会非武装・和解委員会の三輪隆裕日吉神社宮司。

緇荘指導部長は「一刻も早く社会の平和、国の平和、地球の平和を到来させることが慰霊の唯一無二の道」と述べ、トーラン枢機卿は和解と平和に対して犯した罪と人格の尊厳を軽んじた罪を懺悔するとともに「すべての信じる人に和解と正義と平和の愛の心を与えてください」と祈りを捧げた。

今年は、世界の都市が連携して核廃絶を目指す平和市長会議の四年に一度の総会が原爆忌に合わせて長崎市で開催され、その参加市長や関係者ら約百数十人も慰霊祭に参列し、献花を行なった。また、原爆投下を懺悔するアメリカのカトリック系の平和団体「パックス・クリスティ」のボブ・クッシング神父らも参列した。

8月18日のニュース

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このページの最終更新日 2009年08月18日