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真宗大谷派の宗議会議員選挙(定員六十五人)は十七日、投票になった高田、名古屋、三重、日豊の四選挙区(教区)で即日開票され、当選者が決まった。名古屋では新人二人が、高田でも新人が当選した。三重、日豊は現職が議席を守った。投票教区の結果は与党系が六人、野党系四人が当選(いずれも無所属の新人を含む)。十月中旬から下旬に臨時宗会が招集され、宗務総長、正・副議長が選出される。
名古屋と日豊は激戦になった。名古屋では、新人の馬場礼子氏が三票差で当選し、宗議会に女性議員が一人増えて三人になった。また日豊では、現職の村上大純氏が六票差で議席を守った。高田では、新人の藤戸秀庸氏が長年にわたる教区会議長の実績が認められ、トップ当選した。名古屋、高田では投票率が八〇%を上回り、関心の高さを見せた。
現時点で、与党・真宗興法議員団は無所属の与党系新人を含めて三十八議席を確保した形となり、過半数(三十三)を上回った。野党・グループ恒沙は十議席、同・宗門を開く会は九議席となり、野党系立場を表明している新人もいる。
今回の選挙は二十六教区が無風になり、議席構成に大きな変化が見られない結果になった。二年後に宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を控え、宗政の現状維持を望む有権者が多かったようだ。ただ野党会派からは、現状維持に危機感を訴える声もあった。また現職十人が引退して新人十四人が立候補し、十二人が当選を果たすなど、新たな動きも見られた。