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全国浄土宗青年会のOB有志二十人が六日、法然上人にゆかりの深い華厳宗大本山東大寺(奈良市)に参詣。本尊・盧舎那大仏の蓮台で宗祖の遺徳を偲ぶ報恩念仏会を厳修し、併せて歴代の物故会員に追善の誠を捧げた=写真。
法然上人は平重衡による兵火で焼失した東大寺の復興に当たり、大勧進職に俊乗房重源上人を推挙したとされるほか、重源上人の招きにより再建途上の同寺で浄土三部経を講じたと伝えられる。こうした縁で東大寺は古くから浄土宗徒の崇敬を集め、境内の指図堂(法然上人二十五霊場第十一番)には「草鞋ばきの法然上人御画像」が奉祀されている。
「東大寺大仏殿報恩念仏会」と題した今回の法会は、二年後に迫る法然上人八百年大遠忌と全浄青発足四十周年を記念したもので、全浄青第三期理事長を務めた金田進コ弘経寺住職(茨城県取手市)が代表発起人となって参加を呼び掛けた。
一行は指図堂で別時念仏を修した後、橋村公英東大寺教学執事の先導で大仏殿に入堂。本尊・盧舎那大仏の蓮台に登壇して報恩念仏会を営んだ。
金田住職は歴代の物故会員を偲びながら「先般、三重県で開催された全浄青の全国大会に参加した。発足から四十年の歴史を経た今、大きな力となって浄土宗のために活動していることを実感し、喜んだ次第だ」と挨拶。さらに「東大寺でも活躍された法然上人の八百年前のお姿が思い浮かぶようだった」と感慨を披歴した。