中外日報社説 2008-2018年
12月
- 12.21グローバルな変化 冷静に見つめるべき現実
- 12.19文化と秩序 禁令ではなく自律こそ重要
- 12.14在留外国人の増加 今こそ教化のチャンスに
- 12.12水俣病認定50年 問われる支援の「立場性」
- 12.07「ネットカルマ」 サイバー空間と仏教の課題
- 12.05「経済発展」と宗教 物質的利益追求への警鐘
11月
- 11.30椅子取りゲーム 社会と意識の両面から変革を
- 11.28転機の年賀状文化 宗教観の背景を考える
- 11.23補助金と協力支援 宗教と行政の好ましい関係
- 11.21ジェンダー問題の認識 伝統重視の宗教界と女性
- 11.16変革期の宗教 伝統への忠実、真実への忠誠
- 11.14妊娠中絶をめぐり 「小さないのちを救う」とは
- 11.09国民投票のTV広告 心の備えが不可欠だ
- 11.07格付けと序列 「芽」を見いだし育てる勇気
- 11.02紙の文化を大切に 焼却された大学の蔵書
10月
- 10.31感覚と客観的事実 我々の「現実」とは何か
- 10.26改正臓器移植法8年 カード未記入の意味は
- 10.24宗教の自己改革 純粋な宗教性の追求
- 10.19僧侶の「給与」とは 宗教者としての意識変化
- 10.17ネット時代のモラル 問われる自浄努力
- 10.12「教育勅語」発言 憲法20条2項の意義を学べ
- 10.10「生産性」の暴言で 「役に立つ」による排除思想
- 10.05『注文の多い料理店』 現代に通じる警告?
- 10.032018年問題 大学での宗門後継者教育とは
9月
- 09.28震度7の闇 指標なき国の電力政策
- 09.26哲学と宗教の姿勢 対象が意義を問い直す
- 09.21「まるで宗教みたい」 イメージ刷り込みに危惧
- 09.19しらんふーなー 弱者の痛みに知らぬ顔
- 09.14瓜生岩の足跡 苦しみに寄り添う女性仏教者
- 09.12「内向き」への危惧 未来志向は歴史無視ではない
- 09.07看護の倫理 品位ある行動、宗教者も
- 09.05巨大な数字の幻惑 「経済効果」への疑問
8月
- 08.31車椅子の客に敬意 40年前の米民間航空
- 08.29誇るべき文化遺産 日本語の文化を大切に
- 08.24ILC誘致計画 広い視野から慎重な検討を
- 08.22今何をなすべきか 平和への祈りとともに
- 08.10「平和の配当」の恩恵 報道は忘却を許されぬ
- 08.08尊く清らかなもの 神なき時代が失った感覚
- 08.03被爆体験を伝える 言葉にできない経験の伝承
- 08.01デジタル世代の罠 宗教のアナログ的強さ
7月
- 07.27道徳崩壊の時代 親の背を見て子は育つ
- 07.25平和な日本海を 問われる日本の当事者性
- 07.20緑は青か 言葉の豊かな文化的背景
- 07.18オウム以後の時代 改元で封じられない問題
- 07.13オウムの死刑執行 教祖麻原の責任を明確に
- 07.11オウム事件と死刑 宗教の「赦し」といのち
- 07.06敗戦前の宗教界 飴と鞭の宗教行政のもとで
- 07.04うそとエゴの横行 正論を社会に生かすべきだ
6月
- 06.29震災体験の風化 なお遠い「心の復興」
- 06.27「死に至る病」 “一知無理解”の恐ろしさ
- 06.22進む人口減少 地道な布教教化こそ
- 06.20前田枢機卿に進言 やり直しのきく人事を
- 06.15納得できぬ説明 問われる政治のモラル
- 06.13社会常識と逸脱 水増しは何のため?
- 06.08「写憲」の勧め 憲法の正しい理解を求めて
- 06.06反則はなぜ起きたか 選手追い詰めた「さるべき業縁」
- 06.01シェアハウス問題 人と人との距離感も大切
5月
- 05.30現代の宗教規範 守るべき価値を基準に
- 05.25生命倫理と宗教界 「いのち」社会に発信を
- 05.23災害時の施設活用 地元と連携、平時から
- 05.18潜伏キリシタン 世界遺産登録と弾圧の歴史
- 05.16生命をつくる技術 科学の暴走を制御する叡智
- 05.11若者の宗教意識 20年間の調査が示すもの
- 05.09戦没船の悲劇 海の平和を守る気概
- 05.02「地の塩」の活動 宗教界から顕彰する意義
4月
- 04.27原発事故に抗して 「までい」のつながり
- 04.25常識と非常識 政官界のモラルを問う
- 04.20分断社会の危険 他人事ではない「暴走」
- 04.18角笛と法螺 号令に踊らず冷静な認識を
- 04.13大相撲と女人禁制 聖と俗との調和の転機
- 04.11「国家意識」と教育 政治介入への深い懸念
- 04.06心に響く言葉 「対機説法」の重さ
- 04.04長寿時代の苦 生死を離れた生き方で
3月
- 03.30重い7年の歳月 拭えぬ原発事故の罪
- 03.28冠婚葬祭の私事化 暮らしの中へ宗教の存在感を
- 03.23動物と人間のキメラ 倫理、宗教から検討が必要
- 03.21グローバル化の中で 重要な「宗教に関する素養」
- 03.16自殺対策月間 危機は誰にでも訪れる
- 03.14裁判は終わったが オウム事件の意味忘れるな
- 03.09二つの大震災が問う 犠牲の上の安らぎとは
- 03.07平昌五輪の感動 啐啄の機がメダルに結実
- 03.02いのちの選別 出生前診断拡大に危惧
2月
- 02.28待望の新司祭叙階 共通する人材育成の難しさ
- 02.23宗教と幸福 人を幸せにするためには
- 02.21今春から道徳教科化 「両刃の剣」が気がかり
- 02.16体細胞クローン猿 研究開発にも宗教倫理が必要
- 02.14市民的自由の制限 新自由主義と人間の幸福
- 02.09若者に宗教伝える 行いこそが教化の力
- 02.07空襲下に戦後語る あの官僚魂はどこへ
- 02.02不信と忘却を越えて 振り返るべき出来事
1月
- 01.31「人」を測る尺度とは 「一隅照らす人」忘れない
- 01.26107年前の処刑 「平和人権の誓い」確立を
- 01.24「阪神淡路」から23年 広がる宗教者ボランティア
- 01.19国法と宗教団体 国家管理の方向は回避を
- 01.17宗教の課題 人間の内面の自覚と表現
- 01.12宗教離れの時代に 開祖の心に返る姿勢を
- 01.10政治の傍観者的態度 歴史の逆戻りを許す
- 01.05軽薄なデジタル思考 ネット上の「いのち」の重さ
- 01.03宗教が選ばれる時代 魅力の担い手は宗教者
- 01.01混迷する世界と宗教 平和への道指し示そう
12月
- 12.22分裂させる力 抗議の表明から始めよう
- 12.20増える孤立死 社会全体で受け止めを
- 12.152横綱の品格 不堪忍と増上慢に堕ちて
- 12.13暴走の危険はらむ 子ども・老人受難の国
- 12.08「悟り」の日に寄せて 原子力問題と信仰者
- 12.06情報時代の罠 自我がつくり出す欲望の闇
- 12.01金銭評価と真価 真贋には心眼を持って
11月
- 11.29「業績主義」の陥穽 学術力低下を招いたもの
- 11.24宗教法人の不正利用 宗門の自律・自浄問われる
- 11.22ロヒンギャ問題 迫害続く難民支援が急務
- 11.17呪詛する議員 強圧的な言葉の横行に危惧
- 11.15犠牲者の生きた証 いのちの記憶を抱いて
- 11.10宗門校の未来 後継者育成に広範な議論を
- 11.08社会分断の危険 問われる政治の包容力
- 11.03教団改革の方向 自信教人信が組織を活性化
- 11.01宗教文化財と観光 信仰対象として尊重を
10月
- 10.27「寺院消滅」の時代に 私たちにとって寺とは何か
- 10.25大政翼賛の兆候 権力に左右されない信仰を
- 10.20千日行達成に思う 真剣な行者支える信者
- 10.18宗教性捨てた瞑想 「悟り」忘れた自我の道具に
- 10.13平和賞という警策 反核へ政府の大悟促す
- 10.11「酔って醒める」政治 道を踏み迷わないために
- 10.06宗教の社会教育 行いによる教化こそ
- 10.04北朝鮮「国難」論 融和への道筋を閉ざす
9月
- 09.29教団の存在意義 中間団体の役割は重要
- 09.27政治倫理の問題 小悪より巨悪取り上げよ
- 09.22「無分別の分別」 エゴイズムの暴走に警鐘を
- 09.20進むグローバル化 宗教研究者自身が世界的視野を
- 09.15戦争孤児の悲劇 戦争知る世代の深い懸念
- 09.13経済・政治と社会倫理 力の支配に抵抗する宗教
- 09.08改憲が目指す方向 「あの手口」に警戒が必要
- 09.06生殖医療での苦難 個々の事情へ気配りを
- 09.01「自由」の意味 宗教が救いうる「虚しさ」
8月
- 08.30日野原氏の最期 終末期の「質」向上を
- 08.25緊張高まる東北アジア 対話通じて平和と和解を
- 08.23僧侶と兵役 なぜ戦争協力の道を歩んだか
- 08.11比叡山メッセージ 平和のための祈りと行動を
- 08.09根本にある問題は 宗教的現象の現れ方
- 08.04ミサイルと原発 平和憲法施行70年の夏
- 08.02ヒロシマをまどえ 核禁止条約の実効化を
7月
- 07.28真のライバルとは 自己中心の物差しの歪み
- 07.26人材育成と組織改革 「何のために」を見失うな
- 07.21「明治150年」 人材育成の原点振り返る
- 07.19「生命尊重の日」 運動よりも寄り添いを
- 07.14お盆休みに備えて 帰省の檀信徒と交流を
- 07.12フェイクと通念 真実を求め真実を語る
- 07.07メディアの「自立」問う 乏しい「権力監視」の自覚
- 07.05懲りない原子力事故 いのちと生き方の視点を
6月
- 06.30良寛和尚に学ぶ 人間の品格とは何か
- 06.28恫喝と信頼軽視の政治 いまこそ筋を通す姿勢を
- 06.23おもねる報道を見抜く 情報の意図を判断する力
- 06.21「愛国」のゆくえ 平和に貢献する国を大切に
- 06.16部落差別解消へ 「推進法」の理念浸透を
- 06.14相対的剥奪感 比較の対象を換えよう
- 06.09魂の平安 無関心では得られない
- 06.07心に袈裟を着けて 寺院運営に発想の転換を
- 06.02一般人が内包する罪悪性 あらゆる人に嫌疑は向かう
5月
- 05.31晋山の盛儀に思う 見直したい寺報の効果
- 05.26教育勅語再評価の動き 天皇神格化の歴史から学ぶ
- 05.24ゲノム編集の意味 生命をつくりかえる科学技術
- 05.19行き過ぎた忖度 公的ルールを逸脱する危険
- 05.17労働と奉仕の間 宗門も人間性豊かな職場に
- 05.12童謡が問いかける 改憲を語る者の資格
- 05.10わかっちゃいるが 排他性を正当化するすり替え
- 05.03「忖度」する社会 守るべき自由を考えよう
4月
- 04.28「義認」か「義化」か 一字の差から宗教戦争
- 04.26大学冬の時代 仏教学関係学科の充実を
- 04.21「小さき人々」の声 祈りに似た言葉が伝える意味
- 04.19抜き難い不信感 原発事故の「避難解除」
- 04.14危うい時代潮流 見て見ぬふりは危険
- 04.12人工知能の限界 人間性を軽視する社会
- 04.07被爆翌年春の発心 母に会いたいと僧侶に
- 04.05「ゆりかご」10年 親子の命と幸せのために
3月
- 03.31「本気で自殺」が1/4 神仏の救いもきっかけは人
- 03.29SNS情報の時代 ファクトに基づく宗教論必要
- 03.24教育勅語の本質 自由な批判精神封じる教え
- 03.22“お試し改憲”の狙い 憲法に向き合う姿勢に懸念
- 03.17遠い「心の復興」 死者の慰霊あってこそ
- 03.15民主主義を支えるもの 人格の尊厳説く宗教の役割
- 03.10映画「沈黙」から 内なる信仰と対外表出
- 03.08福島差別今もなお 広島以後、何を学んだ
- 03.03危機的状況にある教団 問われる宗議会の姿勢
- 03.01消費者協アンケート 「葬儀社にまず相談」の意味
2月
- 02.24被災者支援削減 弱者切り捨ての政治を象徴
- 02.22暴走の危険性はらむ あおられた愛国主義の危険
- 02.17「心打たれる」1% 話術磨くより信心涵養を
- 02.15負の連鎖反応に危惧 避けるべきことを歴史に学ぶ
- 02.10『宗教年鑑』の問題 信者数調査集計の意味は
- 02.08天下り教授の背景 学生本位の教育めざせ
- 02.03不寛容と「感情労働」 対応の秘訣は神仏とのパイプ
- 02.01日本社会の病理 沖縄の痛みに無感覚なのか
1月
- 01.27「限界集落」への視点 過疎高齢化と宗教の課題
- 01.25人工知能にも限界 価値観や創造力は人間
- 01.20地球温暖化 「将来世代を守れ」の訴え
- 01.18神仏よりスマホの目か お天道様が見ているは「死語」
- 01.13トランプ登場と日本 独自の外交確立めざせ
- 01.11宗教の商品化 「税」だけが問題ではない
- 01.06今こそ中道の教えで 仏国土を清浄にする役割
- 01.03「護憲」は古いか? 破局を繰り返さぬ覚悟
- 01.01高まる排他主義 怨みから和解の道へ
12月
- 12.23混迷深める世界 グローバル化の「負」克服を
- 12.21息長い学術行政に 目先の勘定にとらわれず
- 12.16「原発いじめ」問題 社会の根に抑圧の構造
- 12.14TPPのとん挫 グローバル化の限界
- 12.09墓地経営の意味 公共的な責務の視点
- 12.07進歩向上の歴史観 根底に潜む「虚無」の影
- 12.02寺の縁を生むもの 「楽しみ」より教えを
11月
- 11.30児童虐待の悲劇 一人一人の意識が問われる
- 11.25台湾は原発ゼロへ 環境問題は国を超えた視点で
- 11.23差異を特別視せず いのちの重さは等しい
- 11.18今度はハロウィン 商業主義に利用されるもの
- 11.16日本が反対票とは 被爆者の心情を見直せ
- 11.11「象徴」か神聖化か 国民とともにある天皇制を
- 11.09過剰な自国礼賛 時代錯誤の危うさを危惧
- 11.04「核」と人間の愚 無明を早く脱却せねば
- 11.02宗教者の不祥事 教団の自律・自浄を示せ
10月
- 10.28伝統仏教の危機克服 後継者育成の一点集中で
- 10.26新かな実施70年 短歌や俳句界にも浸透
- 10.21戦後の希望の崩壊 経済中心社会への幻滅
- 10.19超高齢社会 生涯現役の宗教者に期待
- 10.14原子力政策の迷走 宗教の悠久の視座から問う
- 10.12宗教文化の生涯教育 宗教文化士誕生から5年
- 10.07死刑廃止「宣言」へ 日弁連の提起どう受け止める
- 10.05メディアの危機的状況 国民の負託に応えねば
9月
- 09.30自殺美化の危険 自分勝手に選べない選択肢
- 09.28弱い立場の人を襲う社会 「役に立つ」に囚われる病理
- 09.23五輪と高校野球 荒んだ世相にも一石
- 09.21共同牧会と兼務寺院 過疎地の世代間信仰継承
- 09.16“列聖”マザーから教訓 心のぬくもり写せ
- 09.14消えゆく「地方」 拱手して済む状況か
- 09.09宗教の「大きさ」 科学・社会との関わり
- 09.07忍性と行基 「化身」という信仰のかたち
- 09.02増大する非寛容・差別 危険な言説に立ち向かう
8月
- 08.31いのちは神の領域 知性で処理できない価値
- 08.26赤紙・軍歌に学ぶ 時流に流されると破局
- 08.24少子高齢化時代 仏壇に手を合わせるとは
- 08.12戦争死者慰霊の思想 「無残な死」を直視すべきだ
- 08.10生前退位の問題 お言葉が示す「象徴」の重さ
- 08.0571年前を語り継ぐ 決意新たに広島、長崎
- 08.03宗教法人の「売買」 包括団体の立場も問われる
7月
- 07.29施設襲撃事件で 一人ひとりの命の重さ
- 07.27現代のニヒリズム 宗教を忘却した近代の遺産
- 07.22障害者差別解消法 バリアのない社会実現を
- 07.20参院選後の日本 政治を直視する必要
- 07.15洪川老師と大拙居士 近世最後の禅匠の遺薫
- 07.13改憲派が3分の2に 平和憲法の危機を憂う
- 07.08野放しの欲望的自我 近代人の教化に失敗した宗教
- 07.06テロと排外主義 暴力を抑える宗教の知恵
- 07.01政治家は公僕中の公僕 何よりも奉仕の精神で
6月
- 06.29英国EU離脱の背景 反グローバル化の動き台頭
- 06.24両陛下の沖縄への祈り 国民全ての平穏を願う
- 06.22広島市大研が事典出版 平和研究の指針に
- 06.17「ロボット」の時代 人間的な理解と自覚の後退
- 06.15日本会議の位置 知られざる宗教的背景
- 06.10政治とは何なのか すべての人を愚弄できぬ
- 06.08緊急事態条項のワナ 過度な権限集中は危うい
- 06.03核廃絶、人々の力で トップの言葉だけでなく
- 06.01「訪問」か「参拝」か 法の支配が問われている
5月
- 05.27公金不正の疑惑 神仏は超越的な監視役
- 05.25数字粉飾 信用失う怖さに気づけ
- 05.20人間性の貧困化を憂う 文化と宗教育てる社会に
- 05.18生活に困窮する寺 寺院間経済格差も問題
- 05.13オバマ時代総括へ 核廃絶・広島談話に期待
- 05.11遺伝子検査が生命保険に いのちは“情報”なのか
4月
- 04.29救援活動は現場重視で 上から目線は願い下げだ
- 04.27地震発生から2週間 被災者に開かれた支援活動
- 04.22熊本地震に支援 発信からつながり、連帯へ
- 04.20余震続く熊本 一日も早く平穏な生活を
- 04.15参院選合区に思う 宗教風土顧みる機会にも
- 04.13宗教団体と地域社会 子育てへの貢献の可能性
- 04.08創造的文化の危機 欲望が根底の経済論理
- 04.06「自己責任」の乱用 包摂力が失われていく
- 04.01コンピューターと棋士 数値化されぬこころの開発
3月
- 03.30ゲノム編集 進む生命の作り替え
- 03.25「怠けアリ」の役割 「無用の用」を理解する視点
- 03.23ビッグデータの時代 担うべきはヒューマンデータ
- 03.18教皇とトランプ氏 宗教的理念と政治の関係
- 03.16荒っぽい議論の横行 宗教界は積極的情報発信を
- 03.11なお苦難の被災地 5年は「節目」ではない
- 03.09人口減少社会 宗教界に重くのしかかる変化
- 03.04山口は議会制の先進地 首相は歴史に学べ
- 03.02自我中心の文明 問題提起は宗教の役割
2月
- 02.26総務相「電波停止」発言 自主規制の威嚇を危惧する
- 02.24権力の驕りと弛み 対抗できる宗教的権威とは
- 02.19平和な日本守るために 心の中にパゴダを
- 02.17相次ぐ企業不祥事 宗教界は倫理の提示を
- 02.12「誇れない国」の姿 小指の痛みを全身の痛みに
- 02.10アマゾンの僧侶派遣 僧侶自身の意識問われる
- 02.05宗派教育の節度 逸脱できぬルールがある
- 02.03「一億総活躍社会」 仏教とは似て非なる理想
1月
- 01.29組織の品格を問う 宗教者による「薫習」とは
- 01.27成長信仰後の世界 試される宗教の底力
- 01.22ミャンマー新政権 宗教間融和へ重い課題
- 01.20国家改造目指す改憲 問われる宗教界の対応
- 01.15第2走者出番の年 戦争体験は継承されたか
- 01.13自我中心の文明 全人格的自覚が必要
- 01.08震災体験から考える 「個人として尊重」の危機
- 01.06新たな年の指針 この国の行く先を誤るな
- 01.03“情弱”からの脱却 僧侶は現代の善知識に
- 01.01「敵」に怯える世界 許しと和解への希望
12月
- 12.23「宗教問題」の重さ 情報理解力養成の必要
- 12.18疑わしい20条改正案 政教分離の意義再認識を
- 12.16少子化時代が問う 見えぬ理不尽への気づき
- 12.11「一億総活躍」 何のためのスローガンか
- 12.09水木しげる氏逝去 見えない世界を信じる意味
- 12.04「人間性」の危機 見失われる心・身の一体性
- 12.02先輩の戦争体験記出版 平和のタネをまく
11月
- 11.27息苦しい最近の世相 沈黙は全体主義への道
- 11.25パリ同時多発テロ 歴史と現実、正しく見よ
- 11.20援助を受ける立場 思いやりにも想像力が必要
- 11.18原発事故の深刻さ 宗教者は不安に対処を
- 11.13米で「死ぬ権利」法 問われる終末期医療
- 11.11功利的思考の限界 全体性の「悟り」が重要
- 11.06認知宗教学の展開 複雑な宗教現象に普遍性探る
- 11.04葬送秩序の変化 墓地のあり方も問われる
10月
- 10.30侵略戦争と国民 民族主義的熱狂をどうみるか
- 10.28仏教教団と僧伽 法人制度とは別の価値
- 10.23婉曲な表現の強さ 政治批判と短歌の余情
- 10.21武器輸出の拡大 脅かされる平和国家の歩み
- 10.16危うい軍学共同路線 科学と宗教の協力を望む
- 10.14「産む機械発言」再び 宗教界は「他山の石」に
- 10.09自分らしさとは 自己も他者との関係で成り立つ
- 10.07大村英昭氏を追悼する 「鎮めの文化」は今こそ必要
- 10.02名称変更の意図は? 事件の本質を忘れるな
9月
- 09.30保守と改革 宗教の立脚点を見失うな
- 09.25明治の訓令を連想 教育行政に長期視点を
- 09.18「寛容な社会」に逆行? 懸念される改憲への動き
- 09.16「公共」の行方 偏った価値押しつけに警戒を
- 09.11子どもをめぐる危機 現代の寺子屋で居場所作り
- 09.09五輪エンブレム撤回 この際、開催の見直しを
- 09.04黒い服を着る機会 広まる「身内葬」に思う
- 09.02根深い差別の構造 言語の習慣から問い直そう
8月
- 08.28高等教育再編の危機 人文社会系軽視の浅はかさ
- 08.26戦後70年の夏に思う 平和国家を守り抜く覚悟
- 08.21匿名卵子で体外受精 宗教者は先回りして議論を
- 08.19安保法案への危惧 多方面の反対を無視するな
- 08.07終戦70年アンケート 問われる「平和を語る資格」
- 08.05戦後70年の決意 涙骨の時代を超えて
7月
- 07.31戦後70年の今 苦い歴史に学ぶ姿勢を
- 07.29寺院の世襲問題 宗門活性化の配慮必要
- 07.24心の闇を照らす光 神仏こそその光源である
- 07.22安保法制強行採決 先人に顔向けできぬ
- 07.17被爆70年を期して 「運命」の神話から学ぶ
- 07.15宗教者の介入を 元少年Aの手記から
- 07.10問われる良心の自由 立憲主義の危機に向き合う
- 07.08深刻な難民問題 人道支援へ議論を
- 07.03国家と宗教の関係 政教分離の意義重視を
- 07.01百田発言の危険性 人間が格闘すべき問題
6月
- 06.26台湾へ届いた封書 「平信」に秘められた力
- 06.24無分別の分別 契約社会と宗教の価値
- 06.19平和国家の最大の危機 問われるメディアの姿勢
- 06.17儀礼の簡素化 信仰共同体の喜びの創出を
- 06.12除染事業の“闇” 棄民政策の果てに
- 06.10進むTPP交渉 情報公開が足りない
- 06.05信仰を伝える心構え 情報発信は種まきである
- 06.03戦争とPTSD その責任は誰が負うのか
5月
- 05.29「人間の安全保障」 原発事故に目を背けるな
- 05.27自殺者の多い日本 誰も追い込まれない社会に
- 05.22ヒロシマの伝承者 被爆者に代わって語る
- 05.20性的マイノリティー 根本的問題の理解を
- 05.15原発回帰への道 まやかしは許されない
- 05.13心と身体の相関関係 宗教のもたらす利益とは
- 05.08社会問題への発言 教団・宗門を超えた連携を
- 05.01苦難に立ち向かう 信仰に基づいた覚悟
4月
- 04.29世論の危うい兆候 政策の賛否と内閣支持率
- 04.24ある副社長の余生 身ぐるみ捨てて仏門に
- 04.22株式会社化する教団 信者は消費者にあらず
- 04.17沖縄に向き合わずして 平和を語る大いなる矛盾
- 04.15教祖の犯罪と教団 グレーゾーンこそ論議を
- 04.10人生は一期一会だ 速やかに感謝の言葉を
- 04.08夫婦別姓訴訟を機に 「真の名前」とは何か
- 04.0350年後の遠忌は 宗門の力を未来に生かせ
- 04.01宗教は「ソフトパワー」 共通の人間性の地盤に立脚
3月
- 03.27右肩上がり経済の闇 失われたものの大切さ
- 03.25川崎事件が示す教訓 我執の危険見失った社会
- 03.20サリン事件から20年 オウムが露わにした問題
- 03.18お仕着せに頼らぬ 市民の“文化力”に期待
- 03.13宗門女性の活躍へ まず声に耳を傾けよ
- 03.11追悼施設の意義 思いがこもってこそ
- 03.06宗教系私学の課題 宗教的情操涵養に全力を
- 03.04歴史の経験忘れるな 報復が自主独立の証しか
2月
- 02.27「いつか来た道」では? 何かおかしいメディア状況
- 02.25京都での講演回想 ワイツゼッカー氏に学ぶ
- 02.20道徳の教科化 心の奥底見据える知慧を
- 02.18柔軟な社会には復元力 宗教者の伴走型支援の意義
- 02.13続発する文化財盗難 防犯対策に取り組みを
- 02.11アコーンと自然法爾 無心に生きるという特権
- 02.06受精卵の着床前検査 新たな「命の選別」か
- 02.04イスラム過激派テロ 仏教国日本にできること
1月
- 01.30イスラム国事件で 本質見据えた洞察を
- 01.28政教分離の変化 法や行政の動きにも注視
- 01.23リニア新幹線で 急がないことこそ知恵
- 01.21シャルリー・エブド事件 異なる世界観の対話を
- 01.16阪神・淡路大震災の教訓 人災的側面を語り継がねば
- 01.14イスラームの原点は 女性を大切にしたはず
- 01.09戦後70年の節目に思う 「戦争は罪悪」を忘れるな
- 01.07新自由主義と権威主義 宗教は自由と自律尊ぶ立場で
- 01.03宗教者は時代の“羅針盤” どんな時にもぶれないように
- 01.01バランス崩れた社会 経済優先思想の修正を
12月
- 12.242014年の宗教界 宗教の動向もグローバル化
- 12.19被爆70周年の願い 耳をふさがずに聞いて
- 12.17将来が危ぶまれる選択 結局はマネーゲーム選挙?
- 12.12宗教の存在感 さりげない触れ合いから
- 12.10経済成長の時代の終焉 宗教者の活動で目覚め促せ
- 12.05無知から来る恐怖 無理解と不寛容を越え
- 12.03信仰共同体の境界を越え 人としての共感生み出す場を
11月
- 11.28良縁を得た副住職 檀家のアンテナが奏功
- 11.26子らをとがめる前に 「寛容さ」こそ時代の要請
- 11.21宗教系大学院の連携 宗教間教育の効果に期待する
- 11.19エボラ熱拡大 正しい知識で備えよ
- 11.14客観的情報と自己認識 自覚され現実化する仏性
- 11.12和紙が伝えた歴史 バチカンに貴重な文献
- 11.07安楽死の事例から いのちの尊厳をこそ
- 11.05問われる社会の良心 もう攘夷の時代ではない
10月
- 10.31キラキラしなくとも 僧侶は自分らしさを活かして
- 10.29道徳の教科化の問題 答申の政治的文脈に危惧も
- 10.24知と情報の信頼喪失 求められる宗教的洞察の力
- 10.22情報の海のなかで 大切なのは量より質
- 10.17グローバル時代の宗教学 宗教の素養ある人材育成を
- 10.15難局を救う多様な言論 誤報批判に萎縮は許されぬ
- 10.10因果論的計算の限界 宗教と創造的自由の親和性
- 10.08「吉田調書」誤報 世論ねじ曲げる反作用
- 10.03宗教者の生きざま 悩める姿を見せることも
- 10.01人口減少時代の寺院 過疎問題でさらに議論を
9月
- 09.26広島の災害の教訓 昼間の訓練で十分か
- 09.24気づかぬうちに進む 世相の変化と社会の異常
- 09.19ゆっくりと伝わる評価 表裏なき振る舞いの積み重ね
- 09.17利益に従属する科学 財は命よりも尊いのか
- 09.12普通名詞で語られる人 響かぬ一般論の「命の尊さ」
- 09.10宗教は社会の隠し味 宗教者に問われる人間力
- 09.05広がる遺伝子検査 危うさへの議論深めよ
- 09.03仏教の寂滅と通じる キリスト教的静寂の境地
8月
- 08.29過ぎゆく夏に思う 異国に置き忘れられた骨
- 08.27『父母恩重経』の心 義父母の話に相づちを
- 08.22自我と煩悩のわな 心の深みを忘却した現代
- 08.20宗教をめぐる環境 生き残りのモデル作りを
- 08.08佐世保の事件に思う やさしさを喚起する教育
- 08.06「死者のホテル」 グリーフケアのために
- 08.01ハンセン病対策で露呈 問われる専門家の倫理感
7月
- 07.30隣国との緊張 草の根交流の力見直せ
- 07.25近づくカジノ解禁 負の側面に目を向けよ
- 07.23植村直己さん追想 武器を持たずに秘境へ
- 07.18「遺言」といのち「原発さえなければ」
- 07.16STAP問題に思う 競争主義に潜む権威主義
- 07.11政治の機能不全 民主主義に立つ宗教の役割
- 07.09梁の武帝と太子 宦官の策略が生んだ亀裂
- 07.04平和を守るために 忘却と闘わねばならない
- 07.02不活動法人の解散 法的手続き簡便化を
6月
- 06.27修学旅行生の暴言 “心の教育”見直そう
- 06.25人とロボットの間 「尊さ」への感性と宗教
- 06.20門主の法統継承で 家族と信仰の在り方
- 06.18児童虐待、増加の一途 「授かった」思い希薄に
- 06.13車いす技術者回想 院卒の人材に機会を
- 06.11碑銘のなかの美辞麗句 墓中におもねる文人たち
- 06.06大飯運転差し止め判決 原発の是非は倫理問題
- 06.04宗教の社会的スタンス 情報公開の積極的意義
5月
- 05.30宗教法人制度の信頼性 適切な不活動法人対策を
- 05.28新出生前診断1年 なお残る「選別」への懸念
- 05.23後味の悪い不祥事 方便ならぬ利己的なうそ
- 05.21地域の疲弊こそ深刻 国を守るのは軍事力だけか
- 05.16宗教者は和解を説け 原発事故被害者同士に溝
- 05.14節制と中庸の意義 経済成長万能主義の危険
- 05.09「広島宣言」の成果 頓悟に通じる漸悟を
- 05.02フィリピン戦の悲劇 軽視された兵士らの命
4月
- 04.30見慣れた物の中に 日常を根源的に体験する
- 04.25王朝末の皇帝たち 天子の家に生まれた悲運
- 04.23司法裁判決に思う 捕鯨が機縁、日米交流
- 04.18老いと命の意味 生きることの深い輝き
- 04.16悠久の時生きる命 功焦らず地道に研究を
- 04.11反知性主義の問題 非寛容の増殖を危惧
- 04.09宗教の説く「利益」 清浄な心と自利利他
- 04.04現場で教えを確認 アウェーこそホームだ
- 04.02新法は免罪符か 根本解決に宗教の智慧
3月
- 03.29人生の地平線見よと入学式で諭した学長
- 03.27社会的現実の価値と利害とは無縁な本質
- 03.25もう忘却の彼方か? 復興予算の流用問題
- 03.20生き残った負い目は70回忌の年にもなお
- 03.18食品ロスの削減へ まずは意識改革を
- 03.15民衆に害があれば全て為政者の責任
- 03.13理性的な判断による教訓を風化させない
- 03.11ビットコイン問題で知った信用の大切さ
- 03.08宗務行政の変化と「認証」制度の危機
- 03.06おもてなしの模範を宗教界が示す好機だ
- 03.04苦難を生きる命の姿 芸術による寄り添い
- 03.01時代の危機を感じるNHK首脳の人模様
2月
- 02.27民衆の研究で描いた念仏行者播隆の実像
- 02.25信仰と一線画した陳国符氏の道教学
- 02.22対立回避のためには具体的プログラムを
- 02.20人物本位入試の尺度は凡夫に観察が可能か?
- 02.18対立をかき立てる大人げない「誇り」
- 02.15密出国をしてまで入竺求法した玄奘
- 02.13もう見て見ぬふりを続けることはできぬ
- 02.08現場の苦に目向けよ テレビドラマ問題で
- 02.06宗教者にとってのホームとアウェー
- 02.04国益や秘密の実体は為政者の恣意と虚妄
- 02.01重み増す女性の役割 議論は幅広い視野で
1月
- 01.30「初めまして」だった旧友との再会の言葉
- 01.28混乱する教育現場 宗門校の存在示せ
- 01.25母親の願い通じるか ノーベル平和賞求む
- 01.23乳児の死亡率が低いキューバの医療事情
- 01.21唐王室の始祖として祭り上げられた老子
- 01.18強引な政治手法と市民の信頼の喪失
- 01.16どんなに小さな活動も人との関わりを大切に
- 01.11殺処分減らせるか 動物愛護法が改正
- 01.09国境が高くなれば人は人間性を失う
- 01.07被爆科学者の遺志を全宗教界が継ぐ年に
- 01.03苦に立ち向かうため宗教間の理解深めよ
- 01.01災害の体験が教えた命の源への畏怖の念
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
- 31日放射能問題での良識的論議望む
- 29日不安かき立てる紙面作りが心配
- 26日バスのラジオで知った震災情報
- 24日問われる「生き方」思いやりと希望を
- 19日原発建設免れた故郷の海を思う
- 17日希望を失っては未来は開けない
- 15日震災被災者救援へ連携し取り組みを
- 12日「聖」がみえない現代
- 10日崩れた大聖堂の映像に思うこと
- 8日ネット社会の光と影 問われるのは内実だ
- 5日「無縁社会」の持つ宗教的な意義とは
- 3日非常時の利他心は市民社会の底力だ
- 1日宗教の社会的貢献
2月
1月
- 29日死の側から照らす生
- 27日侯外廬氏追想
- 25日反省点を残した震災義援金配分
- 22日誰もがパソコン使えると限らぬ
- 20日喜捨の意味するもの
- 18日伝統の深い専門性は広い普遍性に通じる
- 15日なぜ取り組まぬ一票の格差是正
- 13日宗教界にも響くTPPへの参加
- 8日択一的二元論を超え洞察と熟議、決断を
- 3日世相迎合から脱し仏教の真理へ回帰
- 1日東アジア―国家の対立 文明圏としての親和性
12月
- 23日宗教にも静かな変動
- 21日なぜ長続きせぬ日本の歴代首相
- 18日代理戦争化する地方選挙の勝敗
- 16日つながり求めて大晦日をともに
- 14日信仰なしに寺はない
- 11日いじめに負けず怒りをぶつけた
- 9日「勝つ」と「克つ」
- 7日観光客を迎える善意は分かるが
- 4日閉塞感が際立つ知事選後の沖縄
- 2日"スピリチュアル"「ブーム」の彼方に
11月
- 30日尸解仙のからくり
- 27日難聴者に役立つ駅ごとの色分け
- 25日宗教・文化的交流と排他的主張の相対化
- 20日「隣人の大国」と付き合う知恵を
- 18日戻れる「大地」を喪失した現代人
- 16日「海の警察」視に不満示した海保
- 13日二振りの剣の意味
- 11日未来の扉閉ざす女性の能力軽視
- 9日二十回を重ねた「紫式部文学賞」
- 6日いのちを恐れよ―COP10を終えて
- 2日仏像は己を問う鏡
10月
- 30日外来の宗教に対するダブルスタンダード
- 28日あの日の広島を書き残して逝く
- 26日宮沢賢治の歌碑 道東の寺に建つ
- 23日出家は釈氏の養子
- 21日宗教協力の歴史と国際社会での課題
- 19日固定電話思考に決別すべき時だ
- 16日隔離集団の心理 チリ鉱山事故から
- 14日パキスタン水害めど立たぬ復興
- 9日たばこ値上げの十月に思うこと
- 7日朱子と官僚特権
- 5日そらみつ大和の社寺の四季詠む
- 2日天皇に「原爆」を問うた記者逝く
9月
8月
- 31日以大扶小の精神
- 28日緩和医療の普及と仏教的な医療福祉
- 26日「ゆるキャラ」のブームと宗教界
- 24日原爆投下で終わった「戦争」が教えること
- 21日超高齢化社会日本の公共的課題と宗教者
- 14日非戦の精神を形に
- 10日祈りつつ行動を 宗教サミットで
- 7日科学的自然観と宗教的な「超越」
- 5日被爆桜を育てる広島の女子生徒
- 3日背伸びしないで広島の訴え貫け
7月
- 31日支持率に惑わず政治に大局観を
- 29日素朴な信仰心が脱ダムの原点に
- 27日宗教戒律の多様性を認識理解させる教育
- 24日改正臓器移植法の施行とその問題点
- 22日断ち切りがたい"長い根"の弊害
- 17日被包括関係を国法で規定すべきなのか?
- 15日足るを知る仏教思想と高額報酬
- 13日著書を古井戸へ
- 10日異文化への無理解 映画「ザ・コーヴ」
- 8日"イオン進出"の波紋
- 6日その日のうちに手書きで礼状を
- 3日想像力の欠けた危うさを考える
- 1日他者への奉仕と自由
6月
- 29日外国のコインの賽銭を生かす道
- 26日科学技術発展と"いのち"の恵み
- 24日作家たちが示す対照的な大阪観
- 22日父は子の為に隠し子は父の為に隠す
- 19日テーマパークの盛況に思うこと
- 17日社会に関わる宗教者
- 15日鳩山退陣表明と歴史上の名演説
- 12日殺処分される生命
- 10日普天間問題に見るメディアの罪
- 8日社会性重視の教育を
- 5日マハヤーナ的な交通政策を待望
- 3日パンドラの箱
- 1日官の力に頼らぬ大阪の市民文化
5月
- 29日誤った宗教観を打破するために
- 27日系列会社含めて客にスマイルを
- 25日陶淵明と五斗米
- 22日"お天道さま"の黒点にも注目を
- 20日「阪神大震災」の教訓を知りたい
- 18日「障害」から逃げず自ら選び歩む人生
- 15日この世を支えるあまたの菩薩行
- 13日世界金融不安に「末法の世」思う
- 11日読書する意義を説いた高校教師
- 8日ちょっとした配慮で社会的弱者への支援
- 1日メール全盛の今 手書き文化再考
4月
- 27日一冊のパンフが秘めているもの
- 24日「一粒の丸薬」の清談
- 22日「核の傘」と宗教界の核廃絶運動
- 20日タブーを破った車中の女子高生
- 17日慎ましく生きる
- 15日龍馬の原動力は土佐の妙見信仰
- 13日開かれた社会と相撲界の国際化
- 10日"平座"の姿勢がとれなかったか
- 8日"格差"付けとは異なる価値観を
- 6日ブッダ像の前でくつろぐ仏教徒
- 3日託児所を備えた大学のある米国
- 1日玄宗皇帝と道教
3月
- 30日高校野球監督の発言いまむかし
- 27日時が変われば…声が変わるのか
- 25日激変する現代社会に向き合う姿勢が必要
- 20日孤独な個人を包む「仏の国」の広がり
- 18日本を読むことは楽しいはずだが
- 16日話題性と教化の実質
- 13日四日市の虫送り半世紀経て復活
- 11日内なる世俗の昇華
- 9日チリ大地震から何を学ぶべきか
- 6日息子に問われて"紡ぎ"続けた詩
- 4日この次は避難ができるだろうか
- 2日喪主を思いやる導師でありたい
2月
- 27日父母と子とは一体
- 25日根室の薬局主が調剤した頓服薬
- 23日原始仏典に学び朝鮮戦争に学ぶ
- 20日社長が確かめたブレーキの不調
- 18日宗教に関わる分野で知的発信力の育成を
- 16日平和願う記録誌 被爆者が手作り
- 13日『わが非暴力』
- 11日寺と檀家を結ぶ心の交流確立を
- 9日宗教文化教育の挑戦
- 6日受験シーズンに想う
- 4日仏の教えに生きる覚悟
- 2日普天間報道から抜け落ちたもの
1月
- 30日世界最後の日はこの寺の本堂に
- 28日賀状への返事に蕗のとうを同封
- 26日孝子と忠臣
- 23日記念日過ぎれば載らぬ震災記事
- 21日震災十五周年とマスコミの報道
- 19日影薄かった日本仏教
- 16日あの年の広島を記録した日記帳
- 14日宗学の後継者育成に具体的支援策が必要
- 9日遺言守って十年 寺に集う文化人
- 7日寺の役割が問われる震災十五年
- 3日歴史から学び新たな社会のモデル創出を
- 1日苦難を負った世界に共苦共感の安らぎを
12月
11月
- 28日ムダを抱える余裕合理性追求の陥穽
- 26日『沙石集』と『高僧伝』
- 21日空虚な"多忙"と充実した"無為"
- 19日対米意識改めて基地問題解決を
- 17日職員がほとんど出さないはがき
- 14日葬祭業界との関係
- 12日人間関係の距離を取り払いうる場所
- 10日編集局長の目が届かないページ
- 7日「貧困の連鎖」を早く断ち切ろう
- 5日脳科学の問いかけ
10月
- 31日宗教の「公益」性とは
- 29日戦争を知らない世代へ語り継ぐ
- 27日いのちの尊さと生命倫理の問題
- 24日摘み食い読書の陥穽
- 22日「記者クラブ」の姿勢が問われる
- 20日風向きを変えたオバマ米大統領
- 17日全員いす席で…彼岸の結願法要
- 15日社会生活に関わる人間性を育む宗教
- 10日開発反対訴訟に転機が訪れるか
- 8日人間性の回復へ「菜園家族」提唱
- 6日戦中の父の日誌平和願って公刊
- 3日「寺庭婦人」の使命とは何か
- 1日支局長の一首は市長への「警策」
9月
8月
- 29日一つの橋が刻む知られざる戦史
- 27日封印をほどいて戦争体験を語る
- 25日宗教文化研究を通じ日韓中の相互理解を
- 22日大きな足跡残し牧教授は去った
- 20日山門の掲示板を見つめたKさん
- 18日八月ジャーナリズムと基地問題
- 11日終戦の日を前に
- 6日「原爆忌」という季題を詠み継ぐ
- 4日隠者に厳しい時代
- 1日敬虔な仏教徒は見返りを求めぬ
7月
- 30日五十周年迎えた「千鳥ヶ淵」墓苑
- 28日『立正安国論』奏進七五〇年を迎えて
- 25日原水禁大会から五十四年を経て
- 23日A氏とB知事のキャリアアップ
- 18日映画の中の宗教
- 16日臓器移植法改正拭いきれぬ危惧
- 14日不殺生戒体して負の連鎖防ごう
- 11日啄木父子の歌碑今秋にも除幕へ
- 9日リハビリの道はスペインまでも
- 7日正師に出会う"確率"
- 4日段原国民学校が原爆に遭った日
- 2日伽藍と人を峻別せよ
6月
- 30日「裁判員」発足と足利事件急転回
- 27日仏教復興と階級差別
- 25日臓器移植法改正案参議院では慎重に
- 23日石に元三大師と刻んだ庶民の心
- 20日"いま"の思いをつづる追悼文集
- 18日仏教初伝の珍説
- 16日"団塊の世代"に読んでほしいが
- 13日新霊場会の未来
- 11日ジャーナリズム精神と活字離れ
- 9日仏教に親しみを感じてはいるが
- 6日歳時記を見直す俳人はいないか
- 4日ロゴスと法性法身
- 2日ホテルの動物になっていないか
5月
- 30日相互尊重の対話を
- 28日心癒やされる国ネパールに感銘
- 26日仙人にも貧富貴賤道教的な"天界"観
- 23日ホームレスとは何か
- 21日インドの現実とガンジーの理想
- 19日日常の生活の中で仏教の占める位置
- 16日子どもの虐待死と女性への暴力
- 14日宗教文化教育と学生側のニーズ
- 12日読者のニーズをどう尊重するか
- 9日核兵器廃絶への道
- 2日真実の発掘と表現
4月
- 30日"第三の目"輝くブータンに心酔
- 28日客観的な現実と内的経験の現実
- 25日きずなを深める寺報の役割期待
- 23日これでよいのか職業倫理の衰弱
- 21日自由な時間をいかに使うか
- 18日酔いどれ神父が始めた断酒運動
- 16日柩に納められた曹洞宗の血脈図
- 14日「求道心」こそ前提
- 11日百点満点報道を目指したはずが
- 9日戸締まりしても続発する空き巣
- 7日花まつりを寿ぐ
- 4日テレビがらみの話題に思うこと
- 2日WBCの熱戦の後に残る課題は
3月
- 31日"宗教上の理由"は辞退理由に追加を
- 28日リニューアルの裏側にあるもの
- 26日手話さえあれば充分だとの迷信
- 24日ビジョンを示すべきなのは誰か
- 19日"カルト"の問題と宗門校の宗教教育
- 17日建前と実態は違う公益法人制度改革
- 14日啄木の父一禎の標柱はいずこへ
- 12日太平洋の小国の「三・一」の記憶
- 10日卵の側に立って小説を書きたい
- 7日いま問い直すべき教団仏教のあり方
- 5日社会のニーズと宗教
- 3日無給の理事長を十五年間務めた
2月
- 28日仲間うち言葉に寄り掛かるまい
- 26日道教に傾倒し『老子』は嫌う
- 24日百五十回迎える手作りの勉強会
- 21日未曾有の経済危機と宗教団体の社会貢献
- 19日少欲知足を促すオバマ氏新路線
- 17日「百年に一度」の不況に思うこと
- 14日パレスチナ紛争いま一つの視点
- 10日腕や肩の痛みに負けないで奉仕
- 7日護衛艦派遣への憂慮
- 5日窮民救済の精神
- 3日「無欲」という徳
1月
- 31日仏縁に支えられ亡き妻偲ぶ短歌
- 29日阪神の大震災で救えたはずの命
- 27日大学者鄭玄の逸聞
- 24日敬意と寛容の年に
- 22日今なお二重苦に被災地はあえぐ
- 20日"酔芙蓉さん"を偲ぶヘンロ小屋
- 17日多極世界の可能性
- 15日ガンジー遺訓に学んだオバマ氏
- 10日就労の多様化が招いた派遣切り
- 8日政治の時代と宗教
- 3日「心機一転」の時
- 1日増える外国人と日本宗教の課題
12月
- 20日心豊かに生きた橘曙覧の独楽吟
- 18日"火宅"の争いを脱却すべき時だ
- 16日宇治十帖の地で立ち直りの契機
- 13日『史記』と『漢書』
- 11日"無意味の価値"
- 9日精神の自律性
- 6日「仏成道」と現代仏教
- 4日なぜ有力雑誌の休刊が続くのか
- 2日まさに灯々無尽志を継ぐ若者ら
11月
- 29日「高齢者対策」に幅の広い協力を
- 27日関係深めるアジア
- 25日顔延之と陶淵明が共有した平等思想
- 22日「電話でお礼」は非礼ということ
- 20日死の覚悟と生の義務
- 18日軍人勅諭に軸足置いていないか
- 15日オバマ氏当選とキリスト教右派
- 13日中国の貴州省でふるさと再発見
- 11日田母神発言を憂う
- 8日地域共助システムと寺院に期待する役割
- 6日光明皇后の窮民救済
- 1日近代化の中の宗教
10月
9月
- 30日農耕民族観念の呪縛から脱却を
- 27日「蘭亭序」の運命
- 25日仏教発祥の国の貧しさと核開発
- 23日龍馬の手紙から心遣いを学んだ
- 20日二十一世紀の宗学
- 18日鎌倉五山文学の寺に新たな息吹
- 13日ルーツをたどれば多民族国家の日本
- 11日一喝しただけで学力が高まるか
- 9日『観音経』あれこれ
- 6日信仰深い漁民に応えるべき政治
- 4日信心は徳の余りと聞くけれど…
- 2日怨讐を超えて
8月
- 30日庵住期構想
- 28日セミの声に思う動植物のいのち
- 26日恵まれた自然に恐るべき一面も
- 23日宗教報道のあり方
- 21日玄奘も顔負けの法沖禅師の気骨
- 19日仏法の叡智の新たな輝きを
- 9日道義を問う
- 7日ご導師、後ろを振り向かれては
- 5日被爆後六十余年煩悩消え去って
- 2日人間性を直視する自立的な精神主義
7月
- 31日息子が机に飾る作家の直筆返書
- 29日原油高騰をあおる投機マネーの暴走
- 26日教育界に素人の目が必要な理由
- 24日仙界の住人となった後漢時代の大官の話
- 19日自然観の変容
- 17日不幸を生かせる社会を目指して
- 15日共に鶴を折った二人の倶会一処
- 12日無宗教の葬儀や偲ぶ会の問題点
- 10日二つの宗教会議が残した成果と課題
- 8日塩尻公明先生に親鸞さまを見た
- 5日実態調査を拒む組織の"異常さ"
- 3日世界恒久平和への道程
- 1日用語論争だけでは済まぬ集落の危機
6月
- 26日聖徳太子の嘆き聞こえるような
- 24日宗教情報についてもリテラシーの発想を
- 21日貴賤隔絶の時代の「四海は皆な兄弟」
- 19日最も厳しい声に波長を合わせて
- 17日必要な異議申し立て
- 14日近江を語る時に欠かせぬ歌と句
- 12日出家とは何か
- 10日宗教的生活の実践でライフスタイル変革
- 7日食べ残す客には責任がないのか
- 5日人生を全うする応援歌を贈ろう
- 3日お役所の経理の"煩悩"は根深い
5月
- 31日安芸門徒の力でひろしまハウス
- 29日ことばの乱れは心の軽視の兆候
- 27日「衆志は城を成す」
- 24日「対岸の火事」で済まされぬ災害
- 22日教授が推進するヘンロ小屋建設
- 20日生命の尊さ自覚は人格の交わりから
- 17日宗門の若い力を生かせる環境に
- 15日「慈悲」の心なき行政とメディア
- 13日幼童教育の『論語』
- 10日大谷派の四季を句に詠んだ門衛
- 8日「僧侶さん」から教化された少女
- 3日後期高齢者とは何か
- 1日ハコモノ廃止と財政再建の是非
4月
3月
- 29日国旗・国歌考
- 27日夜の海を見守る菩薩の目消えて
- 25日創刊百十年から「明日」を望んで
- 22日「あたご」事故と三十年前の記憶
- 18日道教と仏教の老子像
- 15日情熱と分別
- 13日病院から姿消す優秀な医師たち
- 11日超高齢社会を前に
- 8日テレビの効果と報道機関の節度
- 6日「分」と責任・秩序
- 4日"公益"議論の前に
- 1日定年を待たずにやめていく教師
2月
- 28日日本史必修化の前提となるもの
- 26日編集者の情熱が感じられぬ書籍
- 23日さまざまの「三楽」
- 21日AFS留学から民間外交五十年
- 19日霊能者番組の影響
- 16日心のゆがみを映すマネーゲーム社会
- 14日粗食のすすめ
- 9日梅どころで十年小さな宿の記録
- 7日宗門の未来展望の下不活動法人の対策を
- 5日熟年夫婦の遍路"お接待"が支え
- 2日「自灯明」の心で生き抜いた半生
1月
- 31日宗教社会学が見た日本の宗教の位置
- 29日仏教に拮抗した隋代の道教勢力
- 26日慰霊行脚は震災体験の「語り部」
- 24日教育課程改革に"ねじれ"を思う
- 22日新テロ特措法で欠けていたもの
- 19日日本史教科書の検定をめぐって
- 17日精読のすすめ
- 12日日常的な宗教心から新たな価値の提唱を
- 10日修正会の祈りから世界平和の発信を
- 8日年に一度の葉書受け取る季節に
- 3日社会に開かれた宗教
- 1日初日に向かって新たなる誓いを