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本山財政健全化へ拝観料改定 建長寺派定宗

2017年3月13日 17時45分

臨済宗建長寺派の第165次定期宗議会が8日に大本山建長寺で開かれ、派・本山の2017年度予算案を可決した。石澤彰文宗務総長が課題に掲げる建長寺の財政健全化をさらに推進。拝観料改定で収入増を図るとともに、繰り上げ返済で借入金の18年度完済を目指す。伽藍修復・整備など「必要な事業」に取り組める体制の確立が目的だ。

建長寺派は宗派の歳出額に応じた寺院経済割負担金制度で堅調な財政を維持する。他方、大本山建長寺は借入金返済など支出増、墓地永代供養料その他の収入減で、赤字予算の計上を余儀なくされる状態が続いていた。

石澤総長は施政報告で少子高齢化や葬儀の変化等の影響を挙げ、本山会計改善の好材料が乏しい事情を説明。支出の抑制だけでは「建長寺が本来優先してやるべき整備計画」も行えないと述べ、約25年間据え置きの拝観料の改定(4月中に大人300円を500円へ)や借入金返済前倒しによる会計安定化を打ち出した。(詳細は2017年3月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み