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沖縄戦の全戦没者を慰霊 日蓮宗

2017年4月14日 13時33分

高さ約12メートルの平和祈念像の前に曼荼羅本尊を掲げ法華経を唱えた
高さ約12メートルの平和祈念像の前に曼荼羅本尊を掲げ法華経を唱えた

日蓮宗は11日、沖縄県糸満市の平和祈念公園の平和祈念堂で、沖縄戦戦没者追善供養・世界立正平和祈願法要を営んだ。太平洋戦争の唯一国内で地上戦があった地で、僧侶、檀信徒約100人が日米の軍人・民間人全ての犠牲者に向けて読経唱題した。導師を勤めた小林順光宗務総長は「『いのちに合掌』を世界に未来に広め、世界立正平和実現に向け歩まんことを誓願する」と追悼した。

日蓮宗は終戦70年の2015年に広島、16年に長崎で原爆死没者追善供養を実施。今年は20万人以上が亡くなった沖縄戦の犠牲者を慰霊した。沖縄県は、日蓮宗寺院が2カ寺のみで檀家制度もないため、宮崎県などから檀信徒が集まった。

観光客も見守る中、昨年加行所伝師を務めた工藤堯幸・聞法寺住職らが修法を行い平和祈願。鋭い木剣の音と法華経読誦の声が堂内に響いた。小林宗務総長は「沖縄では一般人が総動員され、集団自決などもあり多くが戦闘の巻き添えで死傷した。諸霊位に唱えるお題目はこれで足りたということはなく、これからも唱題を続けていきたい」と語った。(詳細は2017年4月14日号をご覧ください。中外日報購読申し込み