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常設の編纂部門を設置 大谷派宗議会

2017年6月8日 18時15分

真宗大谷派の但馬弘内局は2019年度をめどに、宗派の聖典や基礎典籍の常設編纂部門を設置する。第64回宗議会会期中の5月30日、木越渉参務が小川香潤議員(真宗興法議員団)の質問への答弁で説明した。

『浄土三部経』や宗祖親鸞聖人の主著『教行信証』などの聖典類は、1975年に設置した編纂委員会が編纂し、78年に刊行した『真宗聖典』(東本願寺出版刊)が用いられている。ただ、82年の同委員会廃止以降、十分な改訂や改編が行われていない。

小川議員は「宗門としてこのままでよいのか。(宗派公定の)『浄土三部経』や七高僧の論釈類が刊行されておらず、浄土真宗本願寺派関係の全書を依用せざるを得ない状況もある」と憂慮し、「『聖教編纂室』を立ち上げ、恒常的・永続的な聖教の調査・研究・収集・編纂・刊行を行う必要がある」と要望した。

木越参務は「40年の長きにわたり浄土真宗の学びを支えてきた大切な聖典。その意義を受け止め、今後、聖教編纂室を設置して『真宗聖典』の改訂について調査・研究していく」と答弁。17年度に仮称「聖教編纂に関する委員会」を設置するなどして準備を進め、19年度に常設の編纂室を設置する方針を説明し、設置は23年の宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要の記念事業の一環に位置付けると述べた。(詳細は2017年6月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み