ニュース画像
北山十八間戸の法要には100人以上の参列者が詰め掛けた
主な連載 過去の連載 エンディングへの備え
苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
購読のお申し込み
新規購読キャンペーン
紙面保存版

苫小牧駒大問題に集中 曹洞宗通常宗会閉会

2017年7月6日 18時08分

曹洞宗の第128回通常宗議会は6月29日、次期級階査定方式を定める「財務規程中一部変更案」を含む全3議案と、2016年度一般会計歳入歳出決算などの承認事項15件を可決、承認し閉会した。

28日には、北海道選出の3議員が苫小牧駒澤大(北海道苫小牧市)の経営権移管問題を集中的に質問し、法人本部の駒澤大が学生やその保護者に対して真摯に説明するように求めた。

池田賢一議員は、苫小牧駒大仏教専修科の学生(宗内生)の救済について、「大学から宗内生の救済の正式な協議の申し入れはあったのか」とただし、成田隆真教学部長は「駒大法人企画部から協議したい旨の連絡は頂いているが、具体的な日程は決まっていない」と答弁した。

奥村孝善議員も宗内生の保護を訴え、また大学教職員に対しては「違法な退職勧奨が行われている」と指摘。成田部長は、今年度入学した宗内生の保護者(寺族)の一通の手紙を紹介し、学生や保護者の悲痛な思いを代弁した。十分な説明がないため不安の中で授業料を納めたことや、入学式で学長代行から「世の中は9割が思い通りにならない」などと理不尽な説明を受けたことがつづられており、この寺族は苫小牧駒大としての存続を強く訴えている。

増坂澄俊議員は「関係者に説明を尽くし、合意形成をしていれば、このような無用の混乱は起きなかった」と述べ、コンプライアンス(法令順守)の観点から、宗門と関係学校の法整備が必要と訴えた。(詳細は2017年7月5日号をご覧ください。中外日報購読申し込み