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苫小牧駒大の無償譲渡 駒澤大理事が大学提訴

2017年8月10日 17時53分

曹洞宗宗門関係校の駒澤大(東京都世田谷区)が苫小牧駒澤大(北海道苫小牧市)の設置者を変更し、京都育英館(京都市中京区)に無償譲渡することを決めた理事会の決議に瑕疵があったとして、宗門推薦理事の松原道一・同宗人事部長が8日、駒澤大に対して決議の無効確認を求める裁判を東京地裁に起こした。

訴状によると、今年1月26日の駒澤大理事会は▽同大寄附行為に定められた審議事項の事前送付がなかった▽採決で異議の有無を確認しなかった▽十分に審議する時間がなかった――などの瑕疵があったとしている。

移管については、苫小牧駒澤大の仏教専修科の学生らが7月10日に駒澤大等に対して、設置者が変更されれば仏教専修科の存続が危ぶまれ、住職の資格が取得できなくなるとして、東京地裁に提訴している。

今回の訴訟では、宗門はあくまでも苫小牧駒澤大の仏教専修科の履修者に資格を認定しているのであって、「曹洞宗が認める大学以外の者に対しては、いかに『仏教専修科』と称する科を卒業したとしても、曹洞宗の住職就任に必要な教師資格を認定することは現行の宗制上はできない」としている。(詳細は2017年8月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み