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苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
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京都で臨床仏教師養成講座 僧侶110人が参加

2017年10月12日 17時48分

関西で初の臨床仏教師を養成する公開講座が10日に京都市下京区のキャンパスプラザ京都で始まり、西日本各地から仏教各派の約110人が参加した。シンポジウムを通して苦悩者に寄り添う仏教者の在り方を考えた。

主催は花園大国際禅学研究所で、河野太通・同大総長が会長を務めるアジア南太平洋友好協会の寄附講座。全国青少年教化協議会・臨床仏教研究所が協力し、来年2月まで計10回開かれる。

開講に当たり、河野総長が「近代人の精神的苦悩は特別な人のものではない。その苦悩に寄り添うのが仏教徒の責務」と指摘。余命宣告を受けた人、引きこもりの人、自死を考えている人への対応を躊躇している仏教者に対し「苦悩者を僧堂師家に、その苦悩者に寄り添う仏教者を雲水になぞらえたい。雲水が禅の心を会得したときに師家が安らぐように、苦しみを理解してくれたとき、苦悩者は仏教者に安心を感じるだろう。自分が体験していない苦しみを学ばせていただくと、その悩みの中にある根源的で純粋な人間性に目覚めることができる」と説いた。(詳細は2017年10月13日号をご覧ください。中外日報購読申し込み