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苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
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山折氏と玄侑氏が対談 中外日報宗教文化講座

2017年10月19日 17時12分

中外日報創刊120年記念宗教文化講座後期シリーズの第4回が14日に京都市内のホテルで行われ、宗教学者の山折哲雄氏(86)と芥川賞作家で臨済宗妙心寺派福聚寺住職の玄侑宗久氏(61)が「時代に向き合う―あしたを生きぬく力」と題して対談した。約400人が聴講した。

山折氏は、暮らしのレベルの比較では満足しない現代人がいる中で、自身は西行法師のような生き方に関心を持っていると提起。時に僧侶、時に俗人として振る舞う西行の姿は日本人的で、「無戒」の生き方を提示した親鸞にも通じるところがあるとした。非正規雇用で働く人が増え、西行が聖でも俗でもあったように一つの仕事に専属する必要はないとした。仕事の傍ら、絵を描いたり歌を詠んだりして、古くから多くの日本人がやっている生き方だと述べた。

これに対し、玄侑氏は「日本人は正反対の座右の銘を持っても違和感を持たない」と指摘。「うそつきは泥棒の始まり」と「うそも方便」の間で揺らぎながらも、ちょうどいいところに着地しようとする。禅では「風流ならざる処もまた風流」という言葉もあると紹介した。(詳細は2017年10月18日号をご覧ください。中外日報購読申し込み