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日蓮宗の荒行始まる 法華経寺86人

2017年11月6日 16時59分

行僧に行の心得を語る吉澤順将伝師
行僧に行の心得を語る吉澤順将伝師

日蓮宗の大荒行が1日、千葉県市川市の大本山中山法華経寺と遠壽院で始まった。宗門加行所の法華経寺行堂には例年より大幅に少ない86人が入行。初めて正伝師を務める吉澤順将・盛隆寺住職は「共に修行し粛々と成満を目指したい」と話した。独自開堂の遠壽院行堂には例年並みの12人が入った。共に来年2月10日に成満する。

日蓮宗加行所の入行者は例年130人程度で、100人を切るのは平成になって初めて。「23歳以上」だった入行資格を「教師認証後3年」に変更したこと、教師資格取得者の減少傾向などの原因が重なったためとみられる。

入行会で挨拶した小林順光宗務総長は「同じ年に加行するという深い縁を十分に理解した上で行堂清規にのっとり秩序ある修行を重ね、成満の日には心身ともに成長した尊厳ある姿を見せていただきたい。入行できる健康な体を授けていただいた両親に感謝を」と行僧に語り掛けた。

吉澤伝師は「行僧諸君は自ら志願してこの場にいる。修行だから決して楽ではないが、一日一日共に修行してまいりたい。本日より皆さまの自由、社会的地位等を尊神様に預け、粛々と精進して成満を迎えることをお誓いしよう」と心構えを示した。(詳細は2017年11月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み