ニュース画像
避難所となった当時を振り返りながら講話する本川住職
主な連載 過去の連載 エンディングへの備え
苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
購読のお申し込み
新規購読キャンペーン
紙面保存版

仏教専修科は存続 苫小牧駒大の設置者変更認可

2017年11月17日 12時54分

文科省は14日、苫小牧駒澤大(北海道)の設置者について駒澤大(東京都)から京都育英館(京都市)への変更を正式に認可した。両学校法人の理事長と苫小牧市長が15日、同市役所で記者会見し、須川法昭・駒澤大理事長は、設置者変更後も仏教専修科を2021年3月31日まで存続させると明言した。しかし、資格を認める宗務庁との交渉は依然進んでいないことも明らかになった。

両法人は3月、設置者の変更申請を文科省に提出し、大学設置・学校法人審議会の審査を受けていた。8月末は保留の答申だったが、設置審は10日、認可の答申を発表した。一方、住職資格の取得をめぐって、苫小牧駒澤大の仏教専修科学生(宗内生)らは資格取得の可否が不透明だとして、認可無効などを求めて東京地裁に訴訟を起こしていた。

大学側はこれまでも「学生に不利益のないようにする」としてきたが今回、設置者変更の認可を受けて、仏教専修科の存続を駒澤大が責任を持つと発言。京都育英館の理解を得た上で、駒澤大が仏教専修科で資格取得できるように全面的にバックアップするとし、教員が不足した場合は駒澤大が教員を派遣し、補習を行う。また駒澤大に編入できる学生数も倍増させたという。

一方で、宗務庁との話し合いは進んでおらず、須川理事長は「またお願いをしなくてはいけない。しかし、授業内容も全く変わらないので、(住職資格の取得について)認めないのはおかしいだろう」と述べた。(詳細は2017年11月17日号をご覧ください。中外日報購読申し込み