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「人への態度」厳しい目 僧侶の印象アンケート

2017年11月20日 17時06分

浄土真宗本願寺派総合研究所が8月に東京、11月に大阪でそれぞれ開かれた「エンディング産業展2017」に独自のブースを出展し、一般来場者を対象に僧侶へのイメージなどを問うアンケートを実施した。集計や分析はまだだが、僧侶の「人に対する態度」への悪印象が目立ったという。真宗佛光寺派が昨秋実施した「門信徒アンケート」でも同様の厳しい意見があった。

10日に大阪の「産業展」に訪れたIT関連企業に勤める男性(46)は、半年前に出席した親族の葬儀での僧侶の振る舞いを今でも覚えている。

「予定時間より1時間も遅刻してきたのに、“来てやったぞ”という態度で謝りもしない。一般社会ではあり得ないこと」。親族は「もうあの僧侶には頼まない」と激怒したが、「堂々とした態度なので意外と苦情が言えなかった。お坊さんにはそういうところがある」と振り返る。

男性は親戚に僧侶がおり、僧侶一般への印象は「良い」と回答したが、「悪い印象を与えているもの」として、「人に対する態度」の項目に丸を付けた。僧侶の「時間のルーズさ」を指摘する意見は他の来場者からも聞かれた。

アンケートを企画した同研究所仏教音楽・儀礼研究室の福本康之室長は「悪印象の回答は法話や読経などの力量不足を指摘する技術的な課題と、人に対する態度や金銭感覚など僧侶以前の人としての課題に大別されるが、想定したよりも明らかに後者の回答が多い」と説明。「やはり社会性が問われているのだろう」と語った。(詳細は2017年11月17日号をご覧ください。中外日報購読申し込み