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心病む人の友に 近藤管長と河野前管長対談

2017年11月24日 18時02分

「仏教徒は心病む人の友に」などと語り合う近藤管長㊨と河野妙心寺派前管長
「仏教徒は心病む人の友に」などと語り合う近藤管長㊨と河野妙心寺派前管長

京都市西京区の黄檗宗浄住寺で18日、近藤博道管長と浄住寺中興の葉室氏の遠縁に当たる河野太通・臨済宗妙心寺派前管長が対談した。現代の「仏教離れ」の風潮とその対応策に触れながら、禅や寺院のあるべき姿などを語り合った。信徒ら約80人が聞き入った。

近藤管長は「お寺は多くの方がお参りして初めて成り立つ。祖父母の方はお孫さんを連れて墓参りし、恩の心を伝えてほしい」と話し、坐禅会や法話会への参加を呼び掛けた。また「我々が真の僧侶にならなければ教えは伝わらない」と僧侶の自省を促した。

河野前管長は「日本は仏教国ながら、人口の1割近くが心を病んでいるといわれている。僧侶を含め、仏教徒は心病む人の友になってほしい」と強調。「人は自分が一番ありがたいと思っていることに迷う。一番大変なのは宗教に迷うこと。神や仏に執着せず、無心に生きることが大事」と話した。(詳細は2017年11月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み