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塔所の松蔭寺で白隠禅師250年遠諱

2017年12月15日 17時05分

白隠禅師の法恩に手を合わせる導師の有馬管長と宮本住職(左)
白隠禅師の法恩に手を合わせる導師の有馬管長と宮本住職(左)

白隠慧鶴禅師の塔所である静岡県沼津市原の松蔭寺(宮本圓明住職)で11日、白隠禅師250年遠諱が営まれた。同寺は臨済宗妙心寺派から独立し白隠宗大本山となっているが、法要には栗原正雄・妙心寺派宗務総長や縁故寺院などの僧侶約200人、在家百数十人が随喜し、日本臨済禅中興の祖の法恩に感謝した。

東海道原宿は白隠禅師生誕地。禅師は松蔭寺で得度し、各地で修行後、同寺で多くの弟子を育てた。「五百年間出(500年に一人)」の傑僧といわれ、日本臨済禅では中興の祖。現在の臨済宗の法脈は全て白隠禅師につながるとされる。

松蔭寺は故中島玄奘住職時代の1992年に妙心寺派との被包括関係を廃止したが、同派は松蔭寺を「扶桑臨済禅中興の祖塔」と「推尊」する規定を宗制に残した。禅師の遠諱を機に宗派復帰をとの期待もあったが、現在は粘り強く復帰を働き掛け続ける方針だ。(詳細は2017年12月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み