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片井住職に懲役6年 安城寺の詐欺・背任事件

2018年5月11日 13時15分

寺院の土地を担保に1億5千万円の融資を受けた不動産会社に損害を与えたなどとして、詐欺と背任などの罪に問われた黄檗宗安城寺(松山市)住職・片井祥雲被告(57)に対して大阪地裁(香川徹也裁判長)は7日、懲役6年(求刑同7年6月)の実刑判決を言い渡した。片井被告は判決を不服として9日に控訴した。

判決によると、片井被告は安城寺の伽藍建て替えのため、同寺の代表総代とされる人物(公判中)と共謀し、不動産会社から融資を受け、支払期限までに返済できない場合は寺の不動産を譲渡する契約を結んだが、返済できなかった。同社が譲渡手続きを行おうとすると「寺の権利書を取られ、不正に登記申請されかねない」と虚偽の申し立てをして移転登記を却下させ、安城寺の土地建物を別の寺院に寄付し、返済手続きを妨害したとされる。

また片井被告は同宗の宗会議員で青少年文化研修道場の役員だった当時、大本山萬福寺の飛び地境内に立つ青少年文化研修道場の改修工事と、境内にある黄龍閣の建て替え工事の話を建築会社に持ち掛け、建設保証金を支払えば計22億円に及ぶ両工事が受注できるとし、3億円をだまし取ったという。(詳細は2018年5月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み