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寺を地域の健康拠点に 薬剤師・鍼灸師が協力 長野県の妙心寺派長福寺

2018年6月18日 14時57分

長野県木曽町の臨済宗妙心寺派長福寺(上沼雅龍住職)で9日、地元の薬剤師会や鍼灸師会の協力のもと、健康相談や鍼灸の体験イベントが開かれた。地域社会の中心としての寺院の機能に注目し、一般社団法人日本統合医療支援センター(織田聡代表理事、東京都千代田区)が計画した。今後、全国の寺院に同種の企画を提案していく方針という。

過疎・高齢化が進み、都市圏以外の医療環境が悪化している。厚生労働省は地域包括ケアシステムを推進し、その中で「かかりつけ薬局」としての薬局の機能を重視しているが、まだ処方箋対応の域を大きくは出ていないのが現状だ。国家資格を持つはり師・きゅう師も地域包括ケアシステムに明記されているが、それへの貢献は今後の課題という段階である。

医師で長福寺の徒弟でもある織田代表理事(45)は、地域社会の中心としての寺院が歴史をさかのぼれば病人や飢者の救援の拠点であったことに注目。地域包括ケアを視野に、高齢者らの健康維持に寺が仲介的な役割を果たすことを上沼住職に提案し、同寺の恒例行事「やまぼうしを愛でる会」の関連行事として「こころとからだ いやしの会」が実現した。(詳細は2018年6月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み