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豪雨で境内崩壊、再建に10年かかる 広島

2018年7月17日 18時18分

境内が陥没した日浦山神社
境内が陥没した日浦山神社

西日本豪雨で108人(16日現在)が犠牲となった広島県では各地で土砂災害や浸水被害が発生し、宗教施設も甚大な被害を受けた。猛暑の中、土砂やがれきの撤去作業が続くが、復旧のめどが立たない施設もある。

県西部、海田町の日浦山神社は裏山が崩壊し、境内が陥没。神楽殿や鳥居、石塔、手水舎等が押し流され、参道は高さ約1メートルの土砂で埋まった。

1923年にも土砂崩れの被害を受け、その後に再建された本殿は再び被害に遭わないよう以前の位置から東に数十メートルずらして建てられており、奇跡的に全壊を免れた。

副総代長の佐々木崇さん(76)は「一瞬の出来事だった」と話す。6日午後8時頃、轟音と共に境内を破壊した土砂は境内下の民家の集落を押しつぶして止まった。集落は一時、腰近くまで土砂で埋もれたという。

14日にようやく自衛隊が入り、重機で土砂を取り除く作業が始まったが「再建に10年はかかるだろう。氏子も世代替わりし、よそから流入した人も多い。再建に必要な寄付金集めは簡単じゃない」と肩を落とした。(詳細は2018年7月18日号をご覧ください。中外日報購読申し込み