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台風21号近畿直撃 強風で寺社に被害

2018年9月5日 17時59分

強風で倒壊した平野神社の拝殿
強風で倒壊した平野神社の拝殿

非常に強い台風21号が4日、勢力を保ったまま四国に上陸し、その後、近畿地方を縦断した。猛烈な暴風雨のため、関西を中心に被害が続出、各地に大きな爪痕を残した。寺社にも建物や土塀損壊、境内の倒木などの被害が相次いだ。

京都市北区の平野神社では中門前の拝殿が倒壊。入り母屋造り、檜皮葺きの建物(桁行き2間、梁行き1間)の柱6本が折れ、崩れ落ちた。本殿に被害はなかった。

拝殿は江戸時代の慶安3(1650)年に徳川秀忠の娘・東福門院が建立したとされ、京都府指定文化財。中村聡朗権禰宜(39)は「待機していた社務所の雨戸が強風で外れたので外を見たら、拝殿が倒壊していた」と話した。同神社は桜の名所で知られ、境内の桜も数十本が倒れたり、枝が折れたりしたという。

同市左京区の賀茂御祖神社(下鴨神社)では国の史跡「糺の森」の樹木が多数倒れ、表参道をふさいだ。奈良市の春日大社でも倒木のため板蔵・着到殿(重要文化財)の屋根が一部破損。石灯籠十数基が倒れた。(詳細は2018年9月5日号をご覧ください。中外日報購読申し込み