嵯峨天皇宸翰般若心経、60年ぶり開封法会
2018年10月3日 16時10分

心経殿で勅封般若心経を拝観した後、霊宝館で5天皇の写経を見て回る高円宮妃久子さま(左)と絢子さま
嵯峨天皇が818(弘仁9)年、戊戌の年に世の平安を願い、弘法大師の勧めで書写し勅封した般若心経を60年ぶりに開封する嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会の開白法会が1日、京都市右京区の真言宗大覚寺派大本山大覚寺で営まれた。
開白法会には高円宮妃久子さまと三女の絢子さまが臨席。黒沢全紹門跡の導師のもと、勅封般若心経を奉安する心経殿の拝殿に当たる心経前殿(御影堂)で二十一座般若心経法の1座目が営まれた。伊勢俊雄宗務総長が同門跡に代わって慶讃文を奉読した後、草津栄晋総務部長が心経殿の鍵を開け、開扉した。(詳細は2018年10月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)