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大井際断氏(臨済宗方広寺派管長)

2018年3月7日付 中外日報(訃報)

大井際断氏(臨済宗方広寺派管長) 2月27日死去。103歳。密葬は2日、浜松市北区の大本山方広寺で営まれた。密葬導師は雪丸令敏・妙心僧堂師家。津送は5月25日午前10時、同寺で。秉炬導師は河野太通・臨済宗妙心寺派元管長、奠茶導師は佐々木道一・万寿僧堂師家、奠湯導師は稲垣宗久・妙興僧堂師家。葬儀委員長は巨島泰雄宗務総長。

1915年、兵庫県西宮市生まれ。同市の大井洞雲・東福寺派茂松寺住職について得度。京都大を卒業後、東福僧堂に掛搭。戦争のために暫暇し、48年に茂松寺住職に就任。その頃から東福僧堂に通参して家永一道老師に参禅。同老師が妙心寺派瑞泉寺の閑栖となると、瑞泉僧堂に転錫し、家永老師から嗣法。花園大教授として禅哲学を講じ、60年に妙心寺派萬壽寺住職・同僧堂師家に就任。75年に妙心寺塔頭東海庵住職。永源寺派管長だった関雄峰老師との法縁で、坐禅指導のためドイツ各地を巡錫。90年から方広寺派管長・方広僧堂師家を務めた。国内はもとより、ヨーロッパ諸国から訪ねてくる雲水や居士・大姉の教化に尽力した。室号は大隠窟。