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トップ> 時流ワイドリスト> 狭山事件 50年無実訴え 直聞インタビュー 石川一雄さん
時流ワイド

狭山事件 50年無実訴え
    直聞インタビュー 石川一雄さん(2/6ページ)

2013年10月10日付 中外日報

支えられ、人を信じられる喜び

獄中で書いた手紙の束を手に、真実は必ず明らかになると語る石川氏(撮影・赤坂史人)
獄中で書いた手紙の束を手に、真実は必ず明らかになると語る石川氏(撮影・赤坂史人)

狭山事件では、物的証拠が不十分なまま、自白が重視されて有罪判決が出た。石川さんは警察官の誘導に乗せられ、自供を強要されたと振り返る。そして31年7カ月、服役。現在は仮釈放されているが、選挙権などもなく、犯罪者としての扱いを受けている。

「同和問題」にとりくむ宗教教団連帯会議(同宗連)など多くの宗教者が支援してきた。そうした交流の中で、人を信じられることの喜びを知った。そして人が変わっていく姿を目の当たりにし、差別もなくせると確信した。再び裁判が開かれることを期待する石川さんに、闘い続けてきた半生について聞いた。(有吉英治)

■狭山事件 昭和38年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が殺害され、近くの被差別部落に住む石川一雄さん(当時24歳)が同月23日に逮捕された。一審は死刑、二審は無期懲役の判決。約32年拘禁され、平成6年に仮釈放。2度再審請求が却下され、現在3回目の再審請求中。平成21年に東京高裁が検察庁に証拠開示を勧告。約130点の証拠が出され、事実解明が期待されている。