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時流ワイド

若き霊媒師たちを追う(2/6ページ)

2013年11月30日付 中外日報

21世紀もシャーマン健在

伝統的な宗教習俗の世界は、現代の若者から古くさいと敬遠されるばかりではない。青森のイタコ、木曽御嶽山の先達、奄美大島のユタと、各地で若い世代が活躍している。神や死者を降ろす「口寄せ」にとどまらず、日常的に相談事を持ち掛けられ、祈祷やお祓いをしてもらう存在だ。生きる方向に迷ったとき、神仏や死者の霊に頼りたくなるという、古来変わらぬ人の姿がそこにはある。そして、現代日本人が少し自分中心に生きている様子もうかがうことができる。(有吉英治、赤坂史人、武田智彦)

シャーマンの類型(宗教人類学者・佐々木宏幹氏による)
脱魂型 精霊に化身したり、使役したりして霊界に赴き、悪霊に奪われた病人の霊魂を取り戻し、また死霊を他界に運ぶなどの役割を果たす。
精霊統御者型 霊を駆使し、人間界に敵対する諸精霊を調伏・統御し、人間界に平安をもたらす役割を果たす。
憑霊型 自らに霊を憑依させ、神霊・精霊自身として予言や治病行為などを行う。
予言者型 外から働きかけてくる神霊・精霊と直接対話し、その意志や命令を人々に伝える。
見者型 超自然的存在との直接交通により得た能力で吉凶禍福を見抜く。

(『シャーマニズムの人類学』昭和59年、弘文堂より)