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時流ワイド

過疎地域の寺院は今…(2/6ページ)

2013年12月12日付 中外日報

家庭での信仰継承が難しくなる過疎地

寺院存続へ住職は地道な教化活動

過疎地域の寺院では、檀信徒の減少や、それに伴う経営状況の悪化などの問題が起こっているが、背後にあるのは檀信徒の家庭で信仰の継承が難しくなっているという現実だ。各世代が離れて暮らすことで、信仰が息づく生活が次の世代に引き継がれず、さらなる檀信徒の寺離れが起こっている。寺院や仏教各宗派が、過疎や少子高齢化といった社会問題に立ち向かうには限界があるかもしれない。だが、地域に根を張る住職たちは、コミュニティーの中心としての寺院の存続に向け、地道な教化活動に取り組んでいる。(河合清治、赤坂史人、丹治隆宏)

■過疎地域 「人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域」とされる。「過疎地域自立促進特別措置法」にある人口減少率などの人口要件と、平成18年度から20年度までの平均の財政力指数が0・56以下といった財政要件により指定され、対策が講じられる。過疎市町村数は、全市町村1719のうち775、45・1%(平成24年4月1日現在)に上り、面積は国土の57・2%を占め、国民の8・1%(平成22年国勢調査)が暮らす。