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時流ワイド

葬儀縮小化の流れ加速(2/6ページ)

2014年1月23日付 中外日報

死者を弔う形の多様化が進む

樹木葬や宇宙葬、手元供養など、死者を弔う形の多様化が進んでいる。中でも近年脚光を浴びるのが、限られた身内だけで行う「家族葬」、火葬だけする「直葬」など、参列者の少ない葬儀だ。家計が苦しく規模を小さくせざるを得ないという人がいる一方、心を込めてゆっくりと最後の別れをしたいとの思いから少人数の葬儀を選ぶ人が多い。バブル期によくあった、顔も知らない人の葬儀に参列するという、心の伴わない葬儀への反省だ。ただ限られた人だけで営まれる葬儀は、共に弔いたいと思う人の心を置き去りにすることにもなりかねない。葬儀の役割の一つであるグリーフケアから取り残される結果を招く。過大な葬儀から縮小化へと、反動の振り幅が大きくなり過ぎたことに、見直しの動きが出始めている。(有吉英治)

〈さまざまな葬儀〉
社葬 会社が施主となる葬儀。参列者が多い
一般葬 家族・友人・近隣住民らが参列。宗教儀礼を中心とした伝統的な形
家族葬 家族・親戚など少人数で行う。ゆっくり故人との別れを惜しむ
直葬 寺院や会館での儀式を行わず火葬のみ行う。炉前で読経することも
一日葬 通夜を省略し葬儀式だけを1日で終える
骨葬 遺体を火葬した後で儀式を執り行う。東北で一般的
神葬祭 神道の宗教儀礼で営まれる葬儀。焼香はなく玉串を奉奠する
友人葬 僧侶ではなく親しい知人や親族が導師を勤める。創価学会で盛ん
無宗教葬 宗教儀礼にとらわれず遺品を飾ったり音楽を演奏したりする
生前葬 死ぬ前に友人・知人らを招き、本人が感謝の思いを伝える
助葬 身元不明の死者を福祉団体などが縁者に代わって弔う葬儀