ニュース画像
倒壊した浄土真宗本願寺派法城寺の鐘突き堂(むかわ町)
主な連載 過去の連載 エンディングへの備え
時代を生きる 宗教を語る
購読のお申し込み
新規購読キャンペーン
紙面保存版
トップ> 時流ワイドリスト> 歩き遍路に込めた思い
時流ワイド

歩き遍路に込めた思い
    直聞インタビュー 菅直人元首相(5/5ページ)

2014年2月8日付 中外日報

四国遍路の装束

菅笠(すげがさ)

日よけや雨具として役立つ。四方に迷故三界城・悟故十方空・本来無東西・何処有南北、その行間に同行二人、梵字を書く。

金剛杖

杖には弘法大師が宿るとされる。頭部の五輪部分は大日如来の姿なので、触れないよう白布などで巻く。四方に書かれた梵字は四方門と同時に四国道場を表す。梵字の下には南無大師遍照金剛、その右横に同行二人と書く。宿に着いたら汚れを落とし、上座に立て掛けて法楽をあげる。

橋の上では杖を突かないことになっているのは、弘法大師が十夜ヶ橋(愛媛県大洲市)の下で宿をとったことが由来とされる。

白衣(びゃくえ・はくえ)

道中衣と判衣がある。判衣は着ずに納経帳と同様に御宝印をもらい、死出の衣装にする。

背中に弘法大師の種子(梵字)と南無大師遍照金剛、小さく同行二人と書かれる。笈摺はもともと笈(仏具を入れる箱)から白衣を汚さないようにするために着用されていたが、最近では着ないことが多い。

遍路の衣装が白いのは、修行がもともと死出の修行であったことや、昔は整備された道もなく病人や老人など巡礼中に行き倒れる人も多く、いつどこで死んでもいいように常に白装束を装ったという。

半袈裟・輪袈裟

袈裟を省略したもの。袈裟を外すときは下に直接置かず、上座や机の上に置き、手洗いや食事の際は必ず取り外す。

納札(おさめふだ)

各札所の本堂、大師堂の納札箱に納める札。名前と住所を記入。4回までが白、7回までが青(緑)、24回まで赤、49回まで銀、99回まで金、100回以上錦とされるが、決まりではなく、ずっと白札で通す人もいる。接待を受けたときには、お札を渡す習慣がある。

お札を納めることを「札を打つ」と言うのは、かつてお札が木や金属製で、修行者が巡礼所の壁や柱に打ち付けていた名残。

経本

般若心経・御本尊真言・光明真言などが書かれている。暗記していても経本を見ながら読経するのが習わし。