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「信じ切る」心に留めて

日蓮宗大本山池上本門寺執事長 鈴木弘信さん(71)

ひと2019年5月24日 11時17分
「信じ切る」心に留めて

「池上本門寺で修行する方々の中に入って、御給仕を再開する機会を頂いた」。4月に執事長に就任して1カ月余り。大本山運営の中心に立つ胸の内に、初心に帰って修行できる喜びがあふれる。

本門寺での起床は午前4時。東の空が少しずつ白み、樹木の中から鳥の声が聞こえてくる。「夜明けの境内は格別な趣があり、まさに都会のオアシス」と感じる。

立正大を卒業してすぐの1970年、本門寺で学僧として1年間修行した。当時役僧だった菅野日彰・本門寺貫首(日蓮宗管長)から「天台小止観を読むといいよ」と声を掛けられたことが昨日のように思い出される。

菅野貫首は約30年にわたって宗立学寮の寮監を務め、千人近い僧侶を育てた。その熱意あふれる指導に、年齢の区別はないという。本門寺の法類委員を長年務め、2016年には法類会議長に選任された重鎮だが、「久しぶりに本門寺新入生となった感がある」と笑う。

祖師堂でお経を上げている時が何よりうれしいという菅野貫首と日々接し、自身も本物の僧侶「本坊さん」にとの思いを新たにした。

中でも心に留めているのが「信じ切る」ことの大切さだ。「法華経の教説を全面的に信じ切るところに、日蓮聖人のみ教えの尊さがあり、この『信』を持ちなさいと菅野猊下は説示くださいます」

21年に宗祖降誕800年、31年には750遠忌を迎える。「『本坊さん』への入り口に立った」との自覚で、若い僧侶と心ひとつに準備を進めていく。

(有吉英治)

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