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小規模校の良さ守る

東京立正短期大学長 北川前肇さん(71)

ひと2019年7月3日 11時23分
小規模校の良さ守る

学生1万人規模の立正大を2018年に退職し、4月に約250人の短大学長に就任した。教職員と学生の距離の近さが何よりの驚きだ。

東京立正短期大は、江戸庶民に愛された本山堀之内妙法寺(東京都杉並区)が運営母体。日蓮聖人650遠忌に五重塔を建てようとの声が上がった際、当時の岡田日帰貫首は「人の心に塔を建てたい」と広く一般女性に近代教育の場を開いた。

05年に共学化してからも、一人一人に寄り添う教育は変わらない。休みが続く学生がいればクラス担任が連絡を取って登校を促し、時には自宅まで訪ねていく。「テレビで見る熱血先生の姿が、ここでは当たり前に行われている」。教職員の熱心さに感心する。

福岡県の熱心な法華信徒の家庭に生まれ、小学校を卒業するとすぐ寺に入った。そこから中学、高校に通い、日々の生活の中で僧侶の基礎を手取り足取り教わった。「全員が顔の見える関係にある小規模校は、小僧を育てる環境に近い」

立正大で日蓮教学を専攻し半世紀。最終講義には全国から500人の教え子が集まった。短大では必修科目「仏教と文化」を担当。仏教に縁のなかった学生たちに、宮沢賢治や鴨長明の作品を題材に仏教への扉を開く。「教育とは何か、ゼロから考えろと言われている気がする」。70歳を超えて新たな修行の場を与えられたと喜ぶ。

短大が減っていく厳しい時代。「まずは教職員が自らの教育に誇りを持ち、学生たちの自信を育てていきたい」。建学の精神を守り、飾ることなく小規模校の良さを守っていく覚悟だ。

(有吉英治)

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