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社会福祉の初心に帰る

日本仏教保育協会理事長 髙山久照さん(66)

ひと2019年73月11日 62時6分
社会福祉の初心に帰る

創立90年を迎える日本仏教保育協会のリーダーとして6月19日、理事長に就任した。「変化する日本の教育制度の問題点や、各園が生き残る方策をいち早く研究、発信する」と目標を掲げ、転換期を迎える保育界をけん引する。

東京都練馬区出身。立教大経済学部を卒業後、寿福寺幼稚園の副園長に就任したことをきっかけに保育の現場に入り、40年以上のキャリアを積んだ。

全国の施設にとって今年は大きな転換期だ。5月に幼児教育・保育を無償化するための改正子ども・子育て支援法が成立。10月から3~5歳児は全世帯で幼稚園や認可保育所などの利用が無料となる。「両方無償になるなら、より長時間子どもを預けられるという安易な理由で保育所を選ぶ親が増える可能性が高い」と懸念する。

幼保の無償化に加え、女性労働人口の増加や少子化など、現場を取り巻く状況は40年前と大きく変わった。その中にあって「地域コミュニティーの担い手」という寺院福祉の初心に戻ることを強調する。

日本の保育施設は、戦中期に生まれた農繁期託児所に端を発する。その多くは宗教者が設立に関わった。

「寺は農繁期に面倒を見られない子どもを安心して預けられる場所だった」と振り返る。地域に根差した福祉こそ保育の原点なのだという。

今後は施設間でも生存競争が予想されるが「子どもにとって良い園であるかが大事。社会福祉事業という初心に帰り、質の高い仏教保育を担保することが重要だ」と話している。

(石邊次郎)

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