PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

社会福祉の初心に帰る

日本仏教保育協会理事長 髙山久照さん(66)

ひと2019年73月11日 62時6分
社会福祉の初心に帰る

創立90年を迎える日本仏教保育協会のリーダーとして6月19日、理事長に就任した。「変化する日本の教育制度の問題点や、各園が生き残る方策をいち早く研究、発信する」と目標を掲げ、転換期を迎える保育界をけん引する。

東京都練馬区出身。立教大経済学部を卒業後、寿福寺幼稚園の副園長に就任したことをきっかけに保育の現場に入り、40年以上のキャリアを積んだ。

全国の施設にとって今年は大きな転換期だ。5月に幼児教育・保育を無償化するための改正子ども・子育て支援法が成立。10月から3~5歳児は全世帯で幼稚園や認可保育所などの利用が無料となる。「両方無償になるなら、より長時間子どもを預けられるという安易な理由で保育所を選ぶ親が増える可能性が高い」と懸念する。

幼保の無償化に加え、女性労働人口の増加や少子化など、現場を取り巻く状況は40年前と大きく変わった。その中にあって「地域コミュニティーの担い手」という寺院福祉の初心に戻ることを強調する。

日本の保育施設は、戦中期に生まれた農繁期託児所に端を発する。その多くは宗教者が設立に関わった。

「寺は農繁期に面倒を見られない子どもを安心して預けられる場所だった」と振り返る。地域に根差した福祉こそ保育の原点なのだという。

今後は施設間でも生存競争が予想されるが「子どもにとって良い園であるかが大事。社会福祉事業という初心に帰り、質の高い仏教保育を担保することが重要だ」と話している。

(石邊次郎)

人材発掘、知見生かす

西山浄土宗 土江賢祥宗務総長

10月21日

1日に就任した。2024年の立教開宗850年を前に教勢の衰退や新型コロナウイルス問題に直面する中、特に人材発掘に力を入れ、その知見を生かした宗務の推進への意欲を示す。 人…

10年後を見据え改革を

真言律宗 松村隆誉管長

9月30日

8月1日に管長・総本山西大寺長老に就任。宗務長2期5年の経験を生かし「時代に即した姿を模索しながら、改革を進めたい」と意気込む。 自坊は大阪市住吉区の荘厳浄土寺。住吉大社…

学問の中立性を守る

浄土宗総合研究所 小澤憲珠所長

9月25日

浄土宗総合研究所所長に今年度、就任した。仏教学が専門で、長年にわたり「大乗菩薩道」を研究テーマとしてきた。「研究所は浄土宗の諮問機関、シンクタンクとしての役割も担っている…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

家族の絆 古くて新しい檀家の課題

社説11月25日

過疎地寺院問題 コロナで対策は前倒しに

社説11月20日

震災の遺構保存 弔いの心が何より重要

社説11月18日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加