PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

宗派立て直しへ駅伝魂

臨済宗佛通寺派 神田敬州宗務総長(56)

ひと2020年1月10日 11時42分
宗派立て直しへ駅伝魂

総代会との確執で管長(大本山佛通寺住職)が退任するなど、暗い話題の続いてきた臨済宗佛通寺派の宗務総長に昨年11月、“宗派一の元気印”が就任した。その明るさと行動力に宗派寺院住職や檀信徒の期待は高い。

体調不良で退任した布野秀峰・前宗務総長が、かつて財務部長だった時代に教学部長を務めていた。昨年5月に宗務部長として呼び戻されたのも、宗派立て直しの起爆剤になってもらおうという狙いがあったようだ。

元気の源は「駅伝」だ。自坊・修善院のすぐ近くにある広島県立世羅高陸上部のコーチを長年務める。昨年12月に都大路を舞台に行われた全国高校駅伝での結果は振るわなかったが、駅伝の強豪校として知られる。

自身も同高OBで、フィジカル面で選手を指導するのはもちろん、坐禅指導でメンタル面での強化にも一役買う。ちなみに青山学院大陸上競技部の原晋監督は同高陸上部の後輩に当たる。

修善院の境内には「走禅一如」の言葉が刻まれた韋駄天像(石像)があり、毎年秋に靴供養祭が営まれ、選手が練習で履き古した靴を奉納して感謝の祈りを捧げる。こうした様々な取り組みも、指導者と選手との深い信頼関係の秘訣だ。

総長に就任し、「本山、末寺、檀信徒の信頼関係をしっかり築き、新管長を拝請する体制を整えたい」と語る。平成の約30年間、様々な理由で管長が定着しなかった佛通寺派。その遠因の一つが、長い間「灰色の部分が多い」まま放置されていた本山経理だと指摘する。明瞭化を図るべく、まずは本山寺務体制固めに注力する。

(河合清治)

人材発掘、知見生かす

西山浄土宗 土江賢祥宗務総長

10月21日

1日に就任した。2024年の立教開宗850年を前に教勢の衰退や新型コロナウイルス問題に直面する中、特に人材発掘に力を入れ、その知見を生かした宗務の推進への意欲を示す。 人…

10年後を見据え改革を

真言律宗 松村隆誉管長

9月30日

8月1日に管長・総本山西大寺長老に就任。宗務長2期5年の経験を生かし「時代に即した姿を模索しながら、改革を進めたい」と意気込む。 自坊は大阪市住吉区の荘厳浄土寺。住吉大社…

学問の中立性を守る

浄土宗総合研究所 小澤憲珠所長

9月25日

浄土宗総合研究所所長に今年度、就任した。仏教学が専門で、長年にわたり「大乗菩薩道」を研究テーマとしてきた。「研究所は浄土宗の諮問機関、シンクタンクとしての役割も担っている…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

家族の絆 古くて新しい檀家の課題

社説11月25日

過疎地寺院問題 コロナで対策は前倒しに

社説11月20日

震災の遺構保存 弔いの心が何より重要

社説11月18日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加