PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

熱烈な願心ある人を

臨済宗南禅寺派 田中寛洲管長(72)

ひと2020年4月22日 14時39分
熱烈な願心ある人を

第13代管長に1日付で就任した。「引き受けた以上は心を込め一生懸命に取り組みたい」。自坊の南禅寺境外塔頭光雲寺は南禅寺禅センターの役割を担い、修学旅行生らの坐禅研修が年間1万数千人に及ぶ。定例の第2、4日曜の坐禅会は30年、毎週土曜の坐禅会は10年継続中(現在は新型コロナウイルス感染防止で休会)。その指導を続けながら「再修行」の思いで管長を引き受けた。

大阪市内の在家出身。京都大でドイツ哲学を専攻し、大学院博士課程の25歳の時に山田無文老師のもとで神戸・祥福僧堂の大接心に参加した。京都・長岡禅塾で森本省念老師に弟(故田中芳州・相国僧堂師家)ともども薫陶を受け、28歳の時に妙心寺塔頭で得度。妙心僧堂を経て建長僧堂、建仁僧堂に在錫し、湊素堂老師に約7年師事した。

得度の師夫妻を看護した後、相国僧堂の梶谷宗忍老師に通参して嗣法。その間にも岡山・曹源寺で修行中、「咳をしている自分が無い」と気付き、今まで経験したことがない深い禅定に入った。40歳を少し過ぎた頃だった。

近年は雲水の人数が減少し、在錫年数も短くなっているが、「それは工夫の醍醐味、三昧境の喜びを知らないから」。自らの体験を坐禅会でも、光雲寺ホームページの月刊コラムでも公開しているのは、それを若い人々に知ってもらいたいから。

「真剣な工夫をすれば誰でも必ず三昧境に入れる。逆に真剣味がないと何年たっても駄目。禅の根源を極めようという熱烈な願心がある人が出てほしいし、そういう人を何とかして打ち出したい」

(萩原典吉)

人材発掘、知見生かす

西山浄土宗 土江賢祥宗務総長

10月21日

1日に就任した。2024年の立教開宗850年を前に教勢の衰退や新型コロナウイルス問題に直面する中、特に人材発掘に力を入れ、その知見を生かした宗務の推進への意欲を示す。 人…

10年後を見据え改革を

真言律宗 松村隆誉管長

9月30日

8月1日に管長・総本山西大寺長老に就任。宗務長2期5年の経験を生かし「時代に即した姿を模索しながら、改革を進めたい」と意気込む。 自坊は大阪市住吉区の荘厳浄土寺。住吉大社…

学問の中立性を守る

浄土宗総合研究所 小澤憲珠所長

9月25日

浄土宗総合研究所所長に今年度、就任した。仏教学が専門で、長年にわたり「大乗菩薩道」を研究テーマとしてきた。「研究所は浄土宗の諮問機関、シンクタンクとしての役割も担っている…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

家族の絆 古くて新しい檀家の課題

社説11月25日

過疎地寺院問題 コロナで対策は前倒しに

社説11月20日

震災の遺構保存 弔いの心が何より重要

社説11月18日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加