PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

禅を核に生きた仏教

愛知学院大 引田弘道学長(67)

ひと2020年5月8日 10時12分
禅を核に生きた仏教

4月から曹洞宗関係学校・愛知学院大の学長に就任した。もともと鳥取の寺院に長男として生まれた。大阪外国語大フランス語科を卒業後、一般企業に勤めたが、寺を継ぐために仏教を学ぼうと東京大(印度哲学)に学士入学。当時、教授だった早島鏡正氏から「仏(フツ)から仏(ぶつ)だな」と言われたのが思い出深いという。

愛知学院大講師時代には、横浜善光寺の留学僧として英国オックスフォード大に留学。同大には前田惠學氏がいて、生きた仏教の重要性を説いていた。こうした善光寺の取り組みや前田氏の影響もあって「葬儀や法事だけでなく、生きた仏教、社会とコミットした仏教が重要だ」と考えるようになった。

愛知学院大は3年前から臨床宗教師育成を始めたが、その導入の立役者となった。「今ほど、僧侶の在り方が問われている時はない。新型コロナウイルスの影響で、故人をしっかりと送ることができない可能性がある。僧侶は何のためにいるのかと言われかねない」

世界宗教である仏教は、戒律を基軸に中国やスリランカなどのアジアに広まり、互いに影響を与え続けてきた。だが、日本の仏教は江戸時代以降、日本人だけのものになってしまった。本来の姿を取り戻してほしいと願う。

「禅や瞑想は欧米に分かりやすく、あちらで生きた仏教として受け入れられている。それを逆輸入すれば日本の仏教の刺激になるのではないか。総合大学である愛知学院大としては、禅を核にした日本文化として発信していければ」と抱負を語っている。

(赤坂史人)

人材発掘、知見生かす

西山浄土宗 土江賢祥宗務総長

10月21日

1日に就任した。2024年の立教開宗850年を前に教勢の衰退や新型コロナウイルス問題に直面する中、特に人材発掘に力を入れ、その知見を生かした宗務の推進への意欲を示す。 人…

10年後を見据え改革を

真言律宗 松村隆誉管長

9月30日

8月1日に管長・総本山西大寺長老に就任。宗務長2期5年の経験を生かし「時代に即した姿を模索しながら、改革を進めたい」と意気込む。 自坊は大阪市住吉区の荘厳浄土寺。住吉大社…

学問の中立性を守る

浄土宗総合研究所 小澤憲珠所長

9月25日

浄土宗総合研究所所長に今年度、就任した。仏教学が専門で、長年にわたり「大乗菩薩道」を研究テーマとしてきた。「研究所は浄土宗の諮問機関、シンクタンクとしての役割も担っている…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

家族の絆 古くて新しい檀家の課題

社説11月25日

過疎地寺院問題 コロナで対策は前倒しに

社説11月20日

震災の遺構保存 弔いの心が何より重要

社説11月18日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加