PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
墨跡つき仏像カレンダー2021
PR
墨跡つき仏像カレンダー2021 第17回「涙骨賞」を募集

ブラジル経験を糧に

全国浄土宗青年会第26期理事長 松野瑞光氏(40)

ひと2020年5月22日 13時36分
ブラジル経験を糧に

4月1日に全国浄土宗青年会の理事長に就任した。長崎県川棚町にある法源寺に生まれ、大正大で浄土学を学んだ後、2004~10年に開教師としてブラジル(浄土宗南米開教区)に滞在した。

大学卒業後は進学や自坊へ戻る選択肢もあったが「10年後に後悔しないような経験がしたい」と、あえて最も遠く、縁がないブラジルに身を置こうと決心した。

しかし当初は言語の壁に突き当たり「これまでの自分は日本語によって出来ていたと気付いた。言葉で表現することができない環境下では、自分は何者でもないのだと痛感させられた」。

滞在中は法務のほかにも、マリンガ日伯寺併設の日系人のための養老施設、和順ホームへの寄付を募る活動も行った。資金だけでなく卵やジャガイモなどを受け取ることもあり、図らずもいろいろな人と話す機会を得た。さらには会報作成のための広告収集、印刷所とのやりとりも担った。

「言葉が通じない場所で、何とか自分にできることを身に付けるしかないと努めたことや、多くの人たちと関わったことは間違いなく自分の宝になっていると思う」。

帰国後もブラジルと縁は途切れておらず、18年にクリチバの日伯寺で五重相伝が開かれた際、現地に赴いた。その時の檀信徒の喜びの声は深く心に残っているという。

国際教化の視点からもブラジルをはじめ海外開教区について多くの人に知ってもらいたいという思いがある。全浄青理事長として、ポルトガル語で念仏の教えを広める取り組みや、有志で南米全4カ所の開教寺院を回る研修を構想している。

(奥岡沙英子)

人材発掘、知見生かす

西山浄土宗 土江賢祥宗務総長

10月21日

1日に就任した。2024年の立教開宗850年を前に教勢の衰退や新型コロナウイルス問題に直面する中、特に人材発掘に力を入れ、その知見を生かした宗務の推進への意欲を示す。 人…

10年後を見据え改革を

真言律宗 松村隆誉管長

9月30日

8月1日に管長・総本山西大寺長老に就任。宗務長2期5年の経験を生かし「時代に即した姿を模索しながら、改革を進めたい」と意気込む。 自坊は大阪市住吉区の荘厳浄土寺。住吉大社…

学問の中立性を守る

浄土宗総合研究所 小澤憲珠所長

9月25日

浄土宗総合研究所所長に今年度、就任した。仏教学が専門で、長年にわたり「大乗菩薩道」を研究テーマとしてきた。「研究所は浄土宗の諮問機関、シンクタンクとしての役割も担っている…

第17回「涙骨賞」を募集
PR

流行神は去る 目先優先の政治姿勢は危険

社説10月23日

異なる原理 最善の交流の道を探るべき

社説10月21日

人間の尊厳と宗教 いのちの本源的な領域

社説10月16日
お知らせ
このエントリーをはてなブックマークに追加