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中外日報宗教文化講座2021
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正しい禅を伝えたい

曹洞宗・南アメリカ国際布教総監 清野暢邦さん(52)

ひと2021年2月17日 10時52分
正しい禅を伝えたい

布教師になって四半世紀。ブラジル・リオデジャネイロ五輪があった2016年、管長の名代の特派布教師として南米各地を巡回し、仏法を求める人たちのあつい思いに触れた。

「アップル社のスティーブ・ジョブズに見られるように近年、禅が世界的に注目されている。北米で禅に熱心なのは日系人よりも非日系人の方が多くなっている。南米はまだ半々」と説明する。

駒澤大在学中に西ドイツ(当時)へ2回、語学留学した。2度目はドイツ再統一の前年で、ベルリンの壁を削りに行ったのは良い思い出だ。ビールやワインを片手に、学生同士で歴史や天皇制、神の存在などについて激論を交わした。この時の経験が海外布教にもつながっている。

キリスト教圏の南米で禅に興味を持つ人たちは増加の一途をたどる。「彼らは理論的で、どこに行っても質問攻めにあう。こちらも新しいことに気付かせてくれる。背筋が伸びる思いだ」と語る。

禅への入り口は武道、アニメ、ヨガなど様々だという。ただ、中には超常現象や神秘的なものを信じる人、自己流で教えを広める人もいる。こうした人たちも仏法を求めていることには変わりない。「だからこそ正しい曹洞宗の禅を伝えたい」

任期は2年で、海外での経験を国内でも生かしたいと思う。国内では過疎、少子化など様々な問題が存在する。「今の若い人は納得できないものは信じない。ただ、時間をかけて納得してもらいさえすれば、逆に積極的にお寺に関わってくれる」と、日本の若者にも可能性を感じている。

(赤坂史人)

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