PR
購読試読
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
第18回「涙骨賞」を募集
PR
中外日報宗教文化講座2021 第18回「涙骨賞」を募集

疲弊末寺まず手助け

臨済宗南禅寺派 鈴木正澄・宗務総長(69)

ひと2021年6月2日 15時06分
疲弊末寺まず手助け

病気治療に専念するため任期を半年間残して退任した蓮沼良直・前宗務総長の後任に、南禅寺塔頭寺院の総意として推挙された。山内からの宗務総長誕生は櫻井景雄・正因庵住職以来44年ぶりとなる。

飾らず控えめな人柄。「本来、私は宗務総長の器では……」と謙遜しつつも「やるからには自分を律し、コロナ禍で疲弊する宗門のために尽くしたい」との強い信念を持つ。

法務部長時代の1995年に発生した阪神・淡路大震災ではすぐに被災地入りし、末寺や檀信徒を救援。今回も「コロナ禍で本山の拝観収入は半減しているが、地方の寺院も法事や行事ができずに疲弊している。どんな手助けが必要か考えていきたい」とその視線は末寺に向けられる。

由緒ある塔頭が軒を連ねる南禅寺で、まだ創建100年余と歴史が浅い塔頭南陽院に生まれた。同院開祖の豊田毒湛老師(高源室、1840~1917)は南禅寺派第4代管長、妙心寺派第11代管長を務め、南禅寺の現在の法堂を再建したことなどでも知られる。

父の鈴木以心・第3世住職は7歳の時に遷化。その後、龍谷大、南禅僧堂を経て83年に南陽院第4世住職となるが、この間約25年は金地院、真乗院、牧護庵の法類が「第4世は正澄氏に継いでほしい」と寺を守ってくれたという。

その恩義を深く受け止めて毒湛老師以来の法灯を40年近く真摯に護り、2010年に創建100周年、15年には毒湛老師100年遠諱を営んだ。元法務部長としての実績などから、山内の信望は特に厚い。

(河合清治)

自ら祈る姿示し教化

真言宗智山派大本山成田山新勝寺 岸田照泰貫首

7月28日

全国から多くの檀信徒が訪れる成田山新勝寺(千葉県成田市)の中興第22世貫首に3月28日付で就任した。どんなに時代が変わっても必要とされてきた信仰の大切さを祈る姿をもって伝…

奉仕するリーダーに

時宗 神田普照・次期宗務総長

7月16日

時宗宗務総長および総本山清浄光寺(遊行寺)執事長に9月1日付で就任する。「これまでの経験の全てが役に立つ」との信念のもと、総本山の災害時の対策、時宗教学研究の充実、次世代…

一体感持ち同方向に

真宗興正派 秦直樹・宗務総長

7月14日

三井前内局の任期満了に伴い6月22日に宗務総長に就任した。2023年に予定する慶讃法要や本山興正寺御影堂の工事、本山および霊廟の有効活用基本構想策定等の課題に取り組む。「…

欲望と宗教心 仏性は自覚されて働く

社説9月22日

「テロとの戦い」の錯誤 宗教者の平和活動の意義

社説9月17日

東京五輪の光と闇 開催理念の再確認を

社説9月15日
このエントリーをはてなブックマークに追加