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中外日報宗教文化講座2021
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情報共有を進めたい

真宗木辺派 髙田信良宗務長(73)

ひと2021年6月11日 11時15分
情報共有を進めたい

馬籠前内局の任期満了に伴い5月19日の宗派総会で選出され、1日に就任した。2024年5月に予定する慶讃法要(宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年・木邊顯慈門主の伝燈奉告法要)を記念した宗派の総合振興計画の推進に取り組む。

17年から教学伝道部長を務めてきたが、教団の課題を「個々人の様々な活動があるが、それらが宗内でうまく共有されていない。この点を皆さんと追求していきたい」と考えている。先の総会では「本山(錦織寺=滋賀県野洲市)は情報交換をする所でもある。そのお世話をするのが宗務長の役目」と挨拶した。

同県守山市の宗門寺院出身で、京都大で宗教学者の武内義範氏に師事した。スイス・バーゼル大への留学を経て16年まで龍谷大で宗教哲学を講じたことで知られる。

スイスに留学した1970年代は第二バチカン公会議(62~65年)を踏まえた宗教間対話が盛んになった時代で、仏教など東洋思想を学ぶキリスト教神学者も多かった。当時暮らしていたカトリック教会が運営する学生寮の教員から「日本から学びに来た君は“gegen studiem(反対の研究)”だね」と言われたことを覚えている。

近年の宗教学の重要なテーマは、宗教への関心はある一方、教団への所属は敬遠する人々の意識の変容と指摘。「宗教の原点を改めて確認していくことが一番の課題」と言う。檀家制度の崩壊の中、各伝統教団は“外に向かった伝道”を掲げるが、「そもそも内での本来の活動がなされているのか。それを自ら問うことが大事だ」と話す。

(池田圭)

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