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宗教文化講座 翠雲堂

自ら祈る姿示し教化

真言宗智山派大本山成田山新勝寺 岸田照泰貫首(66)

ひと2021年7月28日 13時05分
自ら祈る姿示し教化

全国から多くの檀信徒が訪れる成田山新勝寺(千葉県成田市)の中興第22世貫首に3月28日付で就任した。どんなに時代が変わっても必要とされてきた信仰の大切さを祈る姿をもって伝える――そのことを自らの役割とする。同時に歴代貫首の教えを胸に時代の変化を見定め、寺門興隆、大衆教化に努める。

15歳で成田山に入寺。若い頃は旧客殿で生活し、以来ずっと同寺に奉職してきた。その間、大本堂や光輪閣、平和大塔の建立という昭和の三大浄業の円成、成田山書道美術館の開館など発展していく様子を目の当たりにしてきた。

各種事業の根本にあった歴代貫首の方針である「悔いを千載に残すことなく、時代の推移を能く見定め、且つ即応せよ」「衆智総力を結集して盤石の基礎を築くべし」を胸に刻む。

新型コロナウイルス感染症が全世界に拡大する今日、宗教者に求められるのは祈ることだと強調する。同寺では疫病退散と世界の平和の祈りを続けている。

その姿勢の根本には弘法大師が恵果和尚を追悼して記した碑文の中にある「稽首して寂を扣く」という言葉がある。謙虚な態度で仏の覚りを尋ね求めることを示す言葉は僧侶としての自らの出発点だ。「仏様から頂いた力を自分の中に蓄え、ご信徒のために祈ることが肝要だ」

成田山は、毎日営まれる朝のお勤めや日中の護摩を基本とする。「経験不足の身ではあるが、護摩修法を通し、祈る姿を多くのご信徒に示す。それが教化になるはず」と信念を語る。

(甲田貴之)

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