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宗教文化講座 翠雲堂

教化に努め社会に発信

浄土宗大本山金戒光明寺 藤本淨彦法主(77)

ひと2022年1月26日 12時34分(2022年1月26日 17時42分更新)
教化に努め社会に発信

11月9日に晋山式を迎える。昨年10月に浄土宗大本山金戒光明寺の第76世法主として入山した。宗祖法然上人、信空上人、湛空上人から現代へとつながれてきた同山の歴史を継いで「教化を盛んにし、社会に発信できるよう一層努めたい」と語る。

宗内きっての碩学として知られる。佛教大で教壇に立ち、副学長や浄土宗総合研究所所長を8年間務めた。

自身の学問の原点は浄土宗学だが、西洋哲学の視座から世界宗教についても関心を抱き、ドイツで神学を学んだ。神の名を称える「口称」に宗教の根源的なものを見いだし、思索した。

ロシアのモスクワやサンクトペテルブルク、ウクライナ・キエフの教会で調査をし、中世の姿を残すギリシャ・アトス修道院では異なる信仰に触れ、現地の信者と共に過ごした。

欧米語圏での法然研究の紹介と受容について日本語以外でも多くの論文を発表した。その姿勢は、恩師から「物事を深く掘ろうと思えば、広く掘り始めよ」と教わったことにある。

法然上人は広く仏教を学び修したからこそ、自らの究極的在り方を口称念仏することに託し、立教開宗へと至った。

「『選択』とは相手を許容し生かすこと。たくさんの中から選び、捨てることではない」と話す。若い教師には浄土宗開宗前後の宗祖を知り、好きになり念仏することを心得てほしいと願う。

「新型コロナ禍は、僧侶がいかにあるべきかを考えさせてくれた。自行化他の精神で自らが行じ、周りの方々を導いていくことである」と話す。

(磯部五月)

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