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宗教文化講座 翠雲堂

“教育に仏教精神”重点

大谷大 一楽真次期学長(64)

ひと2022年1月28日 14時51分
“教育に仏教精神”重点

4月に大谷大の第29代学長に就任する。同大は2018年度に従来の文学部のみの体制から複数学部化に改組したが「仏教精神に基づく建学理念は変わらない。木越康学長の路線を引き継ぎつつ、仏教精神をどう教育に生かすのかに力を入れたい」と抱負を語る。

石川県小松市の真宗大谷派宗圓寺出身で、大学と大学院はともに大谷大で学んだ。真宗学を専門とし、研究テーマは「親鸞の仏弟子論」。入学当時は自坊を継ぐことへの反発があり、「仏法を聞いた人間はどういう生き方をするようになるのか。研究のテーマ設定は自分自身のことを考え、そこをはっきりさせたかったから」と言う。

最も影響を受けたのは大谷派を代表する教学者の一人である安田理深氏で、学生時代は同氏が主宰する私塾・相応学舎に通い、最晩年まで仏法の学びに励む安田氏の求道の姿に接した。「私は大学で論文やリポートを書くための勉強でしかなかった。仏法の学びに卒業がないことを身をもって示された」と振り返る。

昨年12月、教え子が39歳の若さでがんで死去した。亡くなる5カ月前に見舞いに行くと学生時代はそれほど関心を示していなかった清沢満之・同大初代学長のことや「もし生まれ変わってもがんで死にたい。急に死ぬ病気ではなく、母に別れを言うこともできる」などと思いを話したという。

「仏法に触れるとそういうことが起きるのだと思った。学生に仏法を一生懸命伝えているが、伝わっていないと思うことがほとんど。しかし、どこかに届くということを信じてやっていきたい」とほほ笑んだ。

(池田圭)

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