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宗教文化講座 翠雲堂

傾聴できる和尚を育成

臨済宗東福寺派 稲葉隆道宗務総長(64)

ひと2022年4月15日 10時21分
傾聴できる和尚を育成

「昔はお寺の和尚さんに何でも話をすると、親身になって相談に乗ってもらえた。そんな和尚さんをたくさんつくりたい」――。1日に就任した稲葉隆道宗務総長の第一声だ。

「和尚はよくしゃべるが、その半面、人の話を聞くということが一番苦手だったりする。住職、副住職研修会などで傾聴の大切さや技能を学ぶ機会を設けたい。そして多くの人々に安心を与えることのできる宗派、寺院でなければならないと思っている」と語る。

自坊は滋賀県高島市の西江寺。花園大卒業後、海清僧堂掛塔を経て1993年に住職に就任し、2002年に臨済宗連合各派布教団の布教師に。さらに当時の青木謙整宗務総長の6期目となる07年に教学部長として入局し、亀山琢道宗務総長の第1次内局と続いて2期6年間務めた。

宗務所長を経て16年に沖泰隆宗務総長の下で総務部長に就任。19年からは東福寺派が臨黄合議所と布教団の担当宗派となったため、特命部長として業務を所管してきた。

所長時代も合わせると宗務に携わること実に15年。3人の総長を支えるにとどまらず、近年の宗派を支えてきた功労者といえる。

15年前、教学部長就任の打診を受け、「私などまだ……」と迷っていた時、青木宗務総長に掛けられた「御開山のためにぜひ」との「殺し文句」を今も忘れない。その言葉を今度は宗務総長として実践する。

座右の銘は「重くとも わが荷は人に譲るまじ 担うにつれて荷は軽くなる」。この言葉を胸にコロナ禍、混乱する世界情勢の中での宗派のかじ取りに挑む。

(河合清治)

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