北川一有氏(浄土宗総本山知恩院前執事長)
おくやみ2022年4月20日 13時11分
北川一有氏(浄土宗総本山知恩院前執事長) 3月22日死去、96歳。密葬は近親者のみで執り行った。表葬儀は4月28日、東京都港区芝公園4の大本山増上寺光摂殿で友田達祐・前知恩院元祖法然上人八百年大遠忌奉修事務局局長を導師に営まれる。喪主は孫の琢也・長壽院(同台東区)住職。知恩院での追悼法要も予定している。
1925年、北海道生まれ。51年に長壽院住職。浄土宗総長秘書や庶務部長を務めたほか、知恩院の信仰運動として66年に発足した「おてつぎ運動」の初代担当部長、知恩院顧問会会長、日中友好浄土宗協会副会長などを歴任。2010~19年の知恩院執事長時代には、法然上人八百年大遠忌事業や同院の機構再編、国宝・御影堂の「平成の大修理」などに手腕を発揮した。