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石田慶和集Ⅰ 宗教入門 ―世俗化と浄土真宗―…石田慶和著

2020年3月25日 11時28分
石田慶和集Ⅰ 宗教入門 ―世俗化と浄土真宗―

親鸞聖人と浄土真宗の教えについて、著者が一般向けに話した文章や講演録を再編集した遺稿集である。編者の嵩満也・龍谷大教授は編集に当たって、生涯親鸞聖人を慕い、その思想の宗教哲学的な意義を明らかにしようとした著者の思いが直接に語られたものを選んだと述べている。

現代社会では様々な場面で世俗化が進み、宗教の本質についての理解や関心が希薄化している。宗教哲学の立場で宗教の諸問題を考察してきた著者はそのことに警鐘を鳴らし、親鸞聖人の思想の宗教的な意義について思索を深めてきた。

本書では宗教とは何か、浄土真宗の教えはどういうものかを問い続けてきた著者の思考の道筋が「宗教とは何か」「仏教としての浄土真宗―めざめの宗教」「浄土真宗の本質―すくいの宗教」「問われる宗教者の姿勢」の章立てで構築されている。

門信徒の聴聞の様子がすっかり変わったことに、宗門の危機が深刻化している現実を著者は見る。背後にあるのは現代における教学の在り方という、一層大きな問題であるという。「信心をよろこぶ身」であることが当然ではなくなっているところに根本的な原因があるとの指摘は、現代に生きる教団への切実な問い掛けというべきだろう。

本体価格1600円、本願寺出版社(電話075・371・4171)刊。

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