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大谷光瑞の構想と居住空間…三谷真澄編

2020年4月28日 13時46分
大谷光瑞の構想と居住空間

1902~14年に3次にわたり中央アジアに「大谷探検隊」を派遣したことで知られる浄土真宗本願寺派本山本願寺の大谷光瑞・第22代宗主(鏡如上人、1876~1948)の居住空間の考察を通じて、彼の思想背景に迫った一冊。宗教者でありながら、探検、研究、教育、実業、農業と様々な活動を世界規模で展開した事績から、探検隊派遣だけにとどまらないスケールの大きな人物像が浮かび上がってくる。

本書は彼の死去70年を迎えた2018年に龍谷大アジア仏教文化研究センター(BARC)などが開催したシンポジウムの内容をまとめた研究報告書という位置付けだ。

光瑞は73年の生涯で、日本だけでなく中国や台湾など世界中に拠点を持ち、近代建築史上の重要な建築物に関わってきた。このうち京都市の伝道院や、東京都の築地本願寺本堂、台湾・高雄市の逍遥園などが現存する。

現存しないが、探検隊の発掘資料の展示などの目的で1909年に神戸市東灘区に完成した巨大別邸「二楽荘」は総面積24万6千坪で、マスクメロンの温室などの園芸施設や牧場まであったというから驚きだ。特に強い関心を寄せていた農業関連の事績を考察した章もあり、真宗の教えが農家を中心に広まったことと併せて考えると面白い。

本体価格3500円、法藏館(電話075・343・0458)刊。

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