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法華仏教研究 第29号…法華仏教研究会編

2020年5月7日 10時34分
法華仏教研究 第29号

法華仏教を中心に専門性の高い論考を収めた論文集の29号は、宗教者の社会福祉を分析した実践的な論文を複数取り入れた。

冒頭の長谷川正浩「日蓮聖人の教義・教説とその公益性」は、今日宗教法人に求められる「公益性」の実態を探りつつ、日蓮教説が公益性に符合することを提唱する。宗教団体はなぜ福祉事業を行うべきなのかを教説から導き出すという現代に生きる意欲的な論考だ。

松尾剛次「忍性―仏教社会福祉事業に捧げた人生―」は、ハンセン病患者らの救済活動に尽くした良観房忍性(1217~1303)の際立った福祉事業を追いつつ、日蓮との関係や、これまで注目されなかった忍性の思想を分析する。

毎号健筆を振るう川﨑弘志氏は、創価学会の戦後史を学術的に分析する「創価学会近代史の検証(その1)」を発表。終戦直後から日蓮正宗との決別に至るまでの同会の歴史を俯瞰する。初回は、同会が発行した多くの原資料を基に、会が掲げた国立戒壇論が放棄されたタイミングや背景を探っている。

このほか、梅田龍月「日蓮の本尊曼荼羅概観」、丹治正弘「日蓮『一天四海』の用法と変容」、星野健一「鑑真小説覚書き」など計7稿を収録している。

本体価格2000円、法華仏教研究会(Eメール)刊。

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